トラン・ヴァン・トゥ早稲田大学教授に対する瑞宝小綬章伝達式

5月10日、東京の外務本省において、平成30年春の外国人叙勲伝達式が執り行われ、トラン・ヴァン・トゥ早稲田大学教授に瑞宝小綬章が伝達されました。伝達式出席後、トラン・ヴァン・トゥ教授夫妻は、皇居宮殿において天皇陛下に拝謁しました。
 
トラン・ヴァン・トゥ教授は、昭和43年の初来日以降、50年にわたり、経済学者として日本とベトナムの経済関係促進に貢献されてきました。日本の戦後を中心とした工業化の経験に関する研究を重ねていたトゥ教授は、平成5年に、キエット首相(当時)の行政・経済改革諮問委員に任命され、現在もフック首相の経済諮問グループのメンバーとして、日本の発展経験に基づいた工業化戦略、経済政策などについてベトナム指導者に提言し、日越経済協力の発展に大きく貢献されております。

また、ベトナム国民向けに、日本人企業家の経営哲学や明治時代の偉人の軌跡をベトナム語で紹介し、対日理解の促進に貢献されているほか、ベトナム太平洋経済センター(昭和62年)及び早稲田大学ベトナム総合研究所(平成16年)を設立し、知日派のベトナム人若手研究者の育成に取り組んでこられました。
 
                    
伝達式後、瑞宝小綬章を着用したトラン・ヴァン・トゥ教授
トラン・ヴァン・トゥ教授と令夫人