「日本語・日本語教育学会」の設立


 今般、ベトナムの全国的な組織として「日本語・日本語教育学会」が発足し、9月30日、梅田大使はハノイ大学で行われた設立式典に出席しました。会場には、日越政府関係者、ベトナム各地の日本語教育関係者、日系企業関係者など約50人が出席して設立を祝いました。

 近年、日越関係がこれまで以上に発展している中、ベトナムにおける日本語人材のニーズが益々高まっています。このような中、ベトナム全国規模の同学会の設立により、ベトナム全国の日本語教育の研究者、教師がつながり、お互いに成果や課題を共有し、日本語教育の質の向上を目指していくことが期待されます。

 梅田大使は、祝辞の中で、日本語教育のニーズが地方にも拡大し、また、介護など新たな分野でも日本語教育が益々必要とされる中、日本語教育を巡る諸課題を克服し、質量とも飛躍的に振興するためには、同学会の設立は、誠に時宜にかなったものであると述べました。

 また、式典後に行われた、ベトナム各地の日本語教育の現状に関するパネルディスカッションでは、教師不足や日系企業との連携など共通の課題について、パネリストと参加者との間で活発な議論が行われました。

 
(グエン・トー・チュン教育訓練省2020年国家外国語事業管理委員会副委員長、グエン・ヴァン・カン・ベトナム言語学会副会長、ダオ・チー・ガー・ミー・ベトナム日本語・日本語教育学会会長、石井恵理子日本語教育学会会長、安藤敏毅国際交流基金ベトナム日本文化交流センター所長、北川浩伸JETROハノイ事務所長、日本語教育及び日系企業関係者など)