よくある質問に対する答え(FAQ)(最終更新:2020年3月27日)

2020/3/26
~目次~
【ベトナムへの入国(外国人・日本人)に関する質問】
問1ー(1) 現在,ベトナムに入国することはできないのでしょうか。
問1-(2) 他の特別な場合(重要な外交活動に参加,従事する外国人,専門家,企業管理者,高技能労働者)として入国する手続きはどのように行えばよいのでしょうか。

【ベトナムから日本への帰国に関する質問】
問2-(1) 現在,ベトナムに旅行等で滞在していますが,日本に帰国できるのでしょうか。
問2―(2) ベトナムから日本へのフライト情報について教えてもらいたい。
 
【トランジット】
問3 他国(第三国)からベトナムを経由して(トランジット)日本に帰国することは可能ですか。
 
【査証(ビザ)等に関する質問】
問4―(1) 3月21日のベトナム政府の公表では,「外交・公用目的,他の特別な場合(重要な外交活動に参加,従事する外国人,専門家,企業管理者,高技能労働者)」には一定要件を課して査証(ビザ)の発給を認めるとありますが,ここでの「専門家,企業管理者,高技能労働者」とは何を指すのでしょうか。(現地日系企業の社長は該当するのでしょうか等)
問4―(2) ABTC(APECビジネストラベルカード)で既に入国しているのですが,滞在期限が切れた場合は一旦日本に帰国する必要がありますか。
問4-(3) 査証(ビザ)免除で入国し,フライトチケットも確保していますが,今後キャンセルになった場合,査証(ビザ)の延長をどうすればいいですか?
問4-(4) ベトナム公安省出入国管理局はベトナム語以外(日本語等)にて対応可能ですか?
問4―(5) 査証(ビザ)の新規発給は停止されているとのことですが,既に発給されている査証(ビザ)の更新は可能なのでしょうか。
問4―(6) 査証(ビザ)の新規発給や査証免除措置は停止されているとのことですが,これらの措置が解除された場合にベトナムに渡航しようと考えています。その際,ベトナムに入国する際の査証の種類はいくつあるのでしょうか。


【労働許可証】

問5 一連の措置を受けて,労働許可証の取扱いについても変更があるのでしょうか。

 
【ベトナム国内の移動に関する応答】
問6 ベトナム国内移動時にも医療申告が義務付けられたとのことですが,どのような内容でしょうか。

【体調不良に関する質問】
問7 体調が悪い等の症状があった場合,ベトナム国内ではどこに相談すればよいのでしょうか。

 
【隔離に関する質問】
問8―(1) 3月24日付領事メール(又は在ベトナム日本大使館HP)において,3月7日以降に入国した者に対するハノイ市による訪問調査が実施されるとありますが,仮に入院又は自宅・滞在先での隔離を指示された場合には,どのようにすればよいでしょうか。
問8―(2) もし入国できたとしても,日本人は隔離措置の対象になってしまうのでしょうか。
問8-(3) ハノイ市において,個別訪問をし,3月7日以降入国した者を自宅・居住地で隔離されると聞きましたが,本当ですか。
問8-(4) 濃厚接触及び接触の定義とは何ですか。
問8-(5) 集中隔離とは,具体的にどこで隔離されるのでしょうか。
問8-(6) ベトナム国内において,COVID-19陽性者とどのように接触したら隔離となるのでしょうか。
問8-(7) 接触者等については,よくF1~F5というランク付けを聞くのですが,これはどういう意味でしょうか。
 

【ベトナムへの入国(外国人・日本人)に関する質問】

問1-(1) 現在,ベトナムに入国することはできないのでしょうか。

1.3月21日,ベトナム政府は3月22日00:00より,全ての外国人の入国を停止する旨公表しました。そのため,現時点では一般の方はベトナムに入国することは出来なくなりました。
 
2.なお,当該措置がいつまで続くかは公表されておりません。判明次第,在ベトナム日本大使館HPに掲載いたします。
 

問1-(2) 他の特別な場合(重要な外交活動に参加,従事する外国人,専門家,企業管理者,高技能労働者)として入国する手続きはどのように行えばよいのでしょうか。

 
 大変申し訳ございませんが,在ベトナム日本大使館ではお答えいたしかねますため,日本にお住まいの方は駐日ベトナム大使館(大阪,福岡総領事館含む)に,ベトナムにお住まいの方は公安省出入国管理局又は最寄りの地方人民委員会の出入国管理局にお問い合わせいただければ幸いです。
 
【ベトナムから日本への帰国に関する質問】

問2-(1) 現在,ベトナムに旅行等で滞在していますが,日本に帰国できるのでしょうか。

 
1.3月21日,ベトナム政府は海外からのベトナムへの航空便を最大限制限すると公表しています(以下URL参照)。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0321-2.html
 
2.また,3月25日,日本政府は,全世界に対して「渡航情報レベル2」を,ベトナムに対して「感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航はおやめください。)」を発出し,渡航先の国・地域において行動制限を受けたり,出国が困難となる事態を防ぐため,不要不急の渡航を止めるよう呼びかけています。
観光等で一時的に滞在中の方や日本に早期帰国する必要がある方は、早めの出国をご検討下さい。
 

問2―(2) ベトナムから日本へのフライト情報について教えてもらいたい。

 
1.3月21日,ベトナム政府は海外からのベトナムへの航空便を最大限制限すると公表しています。
 
2.ベトナム航空は,25日までにすべての国際線を欠航しています。日系航空会社(JAL,ANA)については,一部路線が減便されています。詳細については,それぞれの航空会社にご照会下さい。
 
3 なお,3月25日,日本政府は,全世界に対して「渡航情報レベル2」を,ベトナムに対して「感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航はおやめください。)」を発出し,渡航先の国・地域において行動制限を受けたり,出国が困難となる事態を防ぐため,不要不急の渡航を止めるよう呼びかけています。
観光等で一時的に滞在中の方や日本に早期帰国する必要がある方は、早めの出国をご検討下さい。
 
【トランジット】

問3 他国(第三国)からベトナムを経由して(トランジット)日本に帰国することは可能ですか。


1.トランジットについては,一連の措置(首相府通知第102号,108号)に明示的に記載がないほか,ベトナムへの入国審査を通らなければこれらの措置の対象外であり,トランジットは可能と認識しています。
 
2.なお,トランジット地(経由地)で異なる航空会社に乗り換える場合であって,預け荷物があるときは,一度,トランジット地で入国審査を受けないといけない可能性があるとの情報もあります。トランジット時における入国審査の有無等,必要な情報をご利用の航空会社等へ事前にご確認お願いいたします。
 
【査証(ビザ)等に関する質問】

問4―(1) 3月21日のベトナム政府の公表では,「外交・公用目的,他の特別な場合(重要な外交活動に参加,従事する外国人,専門家,企業管理者,高技能労働者)」には一定要件を課して査証(ビザ)の発給を認めるとありますが,ここでの「専門家,企業管理者,高技能労働者」とは何を指すのでしょうか。(現地日系企業の社長は該当するのでしょうか等)

 
1.ご照会の範囲について,当該判断を所管する労働・傷病兵・社会問題省(MOLISA)に確認したところ,「ベトナムで就労する外国人労働者に関する労働法条項の詳細規定(政令11/2016/NĐ-CP)」第3条にある定義に従うとの回答がありました。
 
(政令上の定義)
●専門家は,次のいずれかの場合の外国人労働者に該当する。
a)外国の機関,組織又は企業の専門家であることを証明する文書を有する。
b)大学の学位以上又は同等の資格を持ち,当該労働者がベトナムで従事しようとする職位に適した訓練を受けた専門分野においての3年以上の実務経験があること。 特別な場合は,首相が検討し決定するものとする。
●企業管理者及び最高経営責任者(CEO)とは,次のいずれかの場合の外国人労働者に該当する。
a) 企業管理者とは,企業法第4条第18項の規定(※)に基づく企業の管理者又は機関や組織の長若しくは次長である。
 ※ 企業法第4条第18項の規定によると,企業管理者とは,企業の経営者,民間企業の所有者,合弁会社の出資メンバー,評議会の会長・メンバー,会社の会長,取締役会長,取締役,社長,総社長,その他管理職を有し,会社の定款に基づき会社を代表して会社の取引に署名することができる個人が該当する。
b) 最高経営責任者は組織の長であり,機関,組織又は企業の所属機関を直接に運営している。
●高技能労働者とは,少なくとも1年以上技術分野又はその他の専門分野での訓練を受け,訓練を受けた分野においての3年以上の実務経験があること。
 
2.なお,申請者が上記要件のいずれに該当するかは在ベトナム日本大使館では判断いたしかねますところ,査証の取得手続を含む個別事案についてのお問合せは,以下の窓口にご連絡いただきますようお願いいたします。
 
○査証に係る問合せ先
ベトナム公安省出入国管理局(英語対応可)
住所:44~46 Tran Phu Street, Ba Dinh District, Hanoi
電話番号:024-3826-4026
受付時間:午前7:30~11:00/午後1:30~4:00
 
3.なお,現時点では,「他の特別な場合」に該当するとしても,実際の入国手続きが整備されておらず,ベトナムへの入国は極めて難しいと考えております。また,たとえ入国できたとしても,検査,強制医療申告,居住施設における適切な隔離を受けることとされておりますので,ご注意ください。
 

問4―(2) ABTC(APECビジネストラベルカード)で既に入国しているのですが,滞在期限が切れた場合は一旦日本に帰国する必要がありますか。


1.ABTCで入国した場合,入国時に滞在期限がパスポートに記載されていることと存じます。
 
2.そちらの滞在期限が切れた場合,継続して滞在可能かはお近くの自治体の出入国管理局,又は以下に連絡いただき,確認いただきますようお願いいたします。
 
●ベトナム公安省出入国管理局(英語対応可)
所在地:44~46 Tran Phu Street, Ba Dinh District, Hanoi
電 話:024-3826-4026
  受付時間:午前7:30~11:00/午後13:30~16:00
 
3.なお,3月21日,ベトナム政府は海外からのベトナムへの航空便を最大限制限すると公表しています(以下URL参照)。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0321-2.html
また,3月25日,日本政府は,全世界に対して「危険情報レベル2(不要不急の渡航はおやめください。)」,ベトナムに対して「感染症危険情報レベル2(不要不急の渡航はおやめください。)」を発出しました。
渡航者の皆様におかれては,感染の更なる拡大や行動制限措置の強化の可能性も念頭に,当地の最新情報の収集と感染予防に万全を期してください。一時的に滞在中の方は、早めの出国をご検討下さい。
 
 

問4-(3) 査証(ビザ)免除で入国し,フライトチケットも確保していますが,今後キャンセルになった場合,査証(ビザ)の延長をどうすればいいですか?

 
ベトナム公安省出入国管理局によれば,
・フライトキャンセル等の理由により,15日間の滞在期間を超過する可能性がある場合は,滞在期間を超過する前に入管局へ状況を説明の上,査証免除期間(滞在期間)の延長手続を行っていただきたい。
・万一,隔離等を理由として滞在期間を超過してしまった場合は,隔離解除後に速やかに入管局へ状況を説明の上で手続を行えば,隔離されていた事情等を考慮し,原則,査証免除期間(滞在期間)の延長は認められる。
とのことであり,これら取扱いの詳細につきましてはベトナム出入国管理局にお問い合わせいただきますようお願い致します。
 
●ベトナム公安省出入国管理局(英語対応可)
 所在地:44~46 Tran Phu Street, Ba Dinh District, Hanoi           
 電 話:024-3826-4026
 受付時間:午前7:30~11:00/午後13:30~16:00
 

問4-(4) ベトナム公安省出入国管理局はベトナム語以外(日本語等)にて対応可能ですか?


ベトナム公安省出入国管理局では,英語での対応が可能であると承知しております。なお,日本語での対応はできないと聞いております。
 
●ベトナム公安省出入国管理局(英語対応可)
 所在地:44~46 Tran Phu Street, Ba Dinh District, Hanoi           
 電 話:024-3826-4026
 受付時間:午前7:30~11:00/午後13:30~16:00
 

問4―(5) 査証(ビザ)の新規発給は停止されているとのことですが,既に発給されている査証(ビザ)の更新は可能なのでしょうか。

 
1.公安省出入国管理局からは「在留邦人の査証の更新については,身元保証がしっかりしていれば,基本的に認める。個別事案毎に対応策を検討する。」との見解を得ております。
 
2.このため,査証更新に関するお問合せは,お近くの自治体の出入国管理局,又は以下の窓口にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
 
○査証に係る問合せ先
ベトナム公安省出入国管理局(英語対応可)
住所:44~46 Tran Phu Street, Ba Dinh District, Hanoi
電話番号:024-3826-4026
受付時間:午前7:30~11:00/午後1:30~4:00

 

問4―(6) 査証(ビザ)の新規発給や査証免除措置は停止されているとのことですが,これらの措置が解除された場合にベトナムに渡航しようと考えています。その際,ベトナムに入国する際の査証の種類はいくつあるのでしょうか。

 
1.通常であれば,15日以内の滞在期間であれば査証なしで入国可能です。
 
2.また,査証の種類は労働ビザ,観光ビザ等約20種類程度あると承知していますが,現時点におけるビザの種類は,在ベトナム日本大使館では把握しておりません。
 
3.大変申し訳ございませんが駐日ベトナム大使館(以下HP参照)にお問い合わせいただけたら幸いです。
http://www.vnembassy-jp.org/ja/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%93%E3%82%B6%E5%8F%96%E5%BE%97%E6%A1%88%E5%86%85
 
【労働許可証】

問5 一連の措置を受けて,労働許可証の取扱いについても変更があるのでしょうか。

 
 労働許可証の取扱いについては今回の一連の措置(首相府通知第102号,118号)には記載がないため,現時点では分かりかねます。追加の情報が得られましたら,在ベトナム日本大使館ホームページで情報提供させていただきます。
 
 
【ベトナム国内の移動に関する応答】

問6 ベトナム国内移動時にも医療申告が義務付けられたとのことですが,どのような内容でしょうか。

 
1.21日,交通運輸省は通知を発出し,21日12時から,ベトナム国内の輸送機関(国内線航空機,列車,旅客船,省をまたいで旅客を乗せる車両)を利用する者に対して,医療電子申告を義務付けました。
 
2.詳細は在ベトナム日本大使館HPに掲載しておりますので,以下URLをご参照願います。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00070.html
 
 
【体調不良に関する質問】

問7 体調が悪い等の症状があった場合,ベトナム国内ではどこに相談すればよいのでしょうか。

 
1.ベトナム保健省は,3月13日,アパートでの感染予防と制御に関する17のガイドラインを公表しており,在ベトナム日本大使館HPに掲載しています。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona_information.html#a-4
 
2.そのうち,第13項目におきまして,以下の記載がございますところ,ホットラインにご連絡いただければと存じます。また,他の項目も参考にしていただければ幸いです。
[13] 自己健康管理及び毎日の体温測定を行う。 発熱,咳,のどの痛み,息切れの兆候が見られる場合は,マスクを着用し,人との接触を制限する。
ホットライン「1900 3228」又は「1900 9095」へ電話し,アドバイスを受けて,検査と治療のために最寄りの医療施設を受診する。
 
(なお,日本語対応はできないが,英語対応可との情報を得ています。その場合,一度その旨をホットラインで伝えていただいた後,折り返し当局より電話があるとのことです。)
 
【隔離に関する質問】

問8―(1) 3月24日付領事メール(又は在ベトナム日本大使館HP)において,3月7日以降に入国した者に対するハノイ市による訪問調査が実施されるとありますが,仮に入院又は自宅・滞在先での隔離を指示された場合には,どのようにすればよいでしょうか。

 
ベトナムにおける感染拡大防止のため,基本的には,当局の指示に従ってください。ただし,入院や病院への搬送を求められた場合など,お困りのことがある場合には,在ベトナム日本大使館(下記連絡先参照)までご連絡ください。
 
(連絡先)
在ベトナム日本国大使館
新型コロナ対応メールアドレス:covid19@ha.mofa.go.jp
電話番号(代表):+84-24-3846-3000
(※)受付時間:平日(土日及び祝日の休館日を除く。)8時30分~17時15分
 

問8―(2) もし入国できたとしても,日本人は隔離措置の対象になってしまうのでしょうか。

 
1.現在,ベトナム政府は,外国人の入国を禁止しておりますが,専門家,企業管理者,高技能労働者については,コロナウイルスにかかっていない証明書を提出した場合には,入国を認めることとしています(証明書の要件は現在確認中)。
 
2.仮に入国できた場合でも,自宅や居住地での14日間の隔離が義務づけられています。
 
3.自宅・居住地隔離期間中は,生活必需品や食事等については,自己手配となります。
 
4.自宅・居住地隔離期間中は1日に2回,人民委員会の保健局職員が検温のため訪問すると聞いています。詳細については個別訪問を行う当該職員に確認して下さい。
 

問8-(3) ハノイ市において,個別訪問をし,3月7日以降入国した者を自宅・居住地で隔離されると聞きましたが,本当ですか。

 
 ハノイ市保健局から聴取した内容は,以下のとおりです。
 
1.3月7日以降に入国し,入国後,集団隔離,個別・居住地隔離を受けていなかった者を個別に訪問する。
 
2.当局職員が個別訪問した際,その場で(自宅又は居住地),検査を実施する(口の中に綿棒を入れる形式)。
(1)検査結果が陰性であった場合は,自宅又は居住地での2週間の隔離。
(2)検査結果が陽性であった場合は,第2熱帯病病院に搬送され,再度の検査。
(3)再検査で陰性の場合は,自宅又は居住地での2週間の隔離。陽性の場合は,そのまま入院。
 
3.自宅隔離期間中,医薬品や生活必需品を購入したい場合は,勤務先会社を通じ,自身で調達する。
 
4.自宅隔離期間中は1日に2回,自治体の職員が検温のため訪問する。
 
5.詳細については個別訪問を行う当該職員に確認して欲しい。
 

問8-(4) 濃厚接触及び接触の定義とは何ですか。

 
1.濃厚接触や接触の定義は明らかにされておらず,地方省・市等,そして各状況によって扱いが異なる模様です。
 
2.陽性者とどのように接触した場合に隔離されるのかについては,問8-(6)をご参照下さい。
 

問8-(5) 集中隔離とは,具体的にどこで隔離されるのでしょうか。

 
 「集団隔離に関するガイドライン(3月12日保健大臣決定878/QD-BYT)」によれば,集中隔離は,「軍事施設,警察署,学校宿舎,未使用の新規建物,ホテル・ゲストハウス等,学校,コミューンの保健所等」で行われることとされています(一部の省ではホテルの活用も検討)。
 

問8-(6) ベトナム国内において,COVID-19陽性者とどのように接触したら隔離となるのでしょうか。

 
1.COVID-19陽性者と実際にどのように接触したら隔離されるかについては,以下の2つのガイドラインが参考になりますが,各省や市で取扱いが異なっている模様です。
 
○ 集団隔離に関するガイドライン(3月12日保健大臣決定878/QD-BYT)
(1)集団隔離の対象
ア COVID-19の感染が認められる地域を有する国又は領土から入国する者又はそれらを経由して入国する者
イ COVID-19患者との濃厚接触者で,収容能力が限界に達しているために医療機関で受け入れることができない者
ウ その他首相又はCOVID-19国家指導委員会が指定した者。なお,感染流行の具体的な状況に応じて,保健省がその都度指示を出す。
(2)隔離期間
 感染疑いの者と接触した最後の日から14日間
(3)隔離場所
ア 軍事施設
イ 警察署
ウ 学校宿舎
エ 未使用の新規建物
オ ホテル,ゲストハウス等
カ 学校
キ コミューンの保健所
ク その他
 
○ 自宅・居住地における隔離に関するガイドライン(3月12日保健大臣決定879/QD-BYT)
(1)自宅・居住地にける隔離の対象
ア 確定症例と濃厚接触した者との接触者
イ 保健省の指導に基づき集中隔離されている人のうち,SARS-CoV-2の検査で陰性の結果が出た者
ウ その他首相又はCOVID-19国家指導委員会が指定した者。なお,感染流行の具体的な状況に応じて,保健省がその都度指示を出す。
(3)隔離期間
 感染疑いの者と接触した最後の日から14日間
 
2.これまでの事例では,(1)家族等,陽性者本人と同居している方は医療施設で隔離,(2)同じ飛行機に搭乗していた者は集中隔離施設又は自宅での隔離,(3)マンション等の同フロアの近隣居住者は自宅での隔離となっているようです。
 

問8-(7) 接触者等については,よくF1~F5というランク付けを聞くのですが,これはどういう意味でしょうか。


1.ベトナム保健省は,F1~F5といった区分は採用していません。

2.ハノイ市人民委員会の従前の通達(3月8日付けハノイ市ガイダンス)では,陽性者をF0,陽性者との濃厚接触者をF1,F1との接触者をF2,F2との接触者をF3と定義していました。ただし3月12日の保健大臣決定を踏まえて,取扱いを上記(問7-(6))のとおりに変更した模様です。

 3.F4及びF5については,保健省及びハノイ市の基準ではありません。

(了)