1 2016年2月4日及び同年4月5日付をもって,当館ホームページ及びEメールにて中南米等におけるジカウィルス感染症の流行及びベトナムにおけるジカウィルス感染例の発生についてお知らせしました。また,外務省では,国内外における感染・流行状況,医学的評価等に係る情報把握に努めており,必要に応じ,感染症危険情報として更新された情報を逐次発出しているところです。
2 このような状況の下,今般,外務省が発出した標記感染症危険情報(その13)において,ベトナムのほか周辺国であるタイ及びフィリピンがジカウィルス発生国として追加され,また,国内外の研究機関等による医学的評価及び同評価に基づく感染拡大・予防対応策等に関する最新の情報を掲載していますので,改めてお知らせいたします。
3 ジカウィルス感染症は,昨年来,中南米地域・太平洋地域を中心に急激に感染が拡大しており,アジア地域においては,ベトナム、タイ及びフィリピンにて国内感染が確認されています。ベトナムで毎年感染・発症例が多数報告されているデング熱と同様,ジカウィルスの媒体であるネッタイシマカ,ヒトスジシマカに刺されることにより感染し,発症した場合デング熱と同様に発熱等の症状が現れます(症状は比較的軽いとされています。)。また,ジカウィルス感染とギランバレー症候群との関連性,妊娠中のジカウイルス感染と胎児・出生時の小頭症との関連性が指摘されています。
4 ベトナム保健当局は,国内での感染例発生が確認されたことを受け,特に感染が確認されたホーチミン市及びカインホア省において保健当局・医療機関等によるジカウィルス感染に対する監視を強化するとともに,妊婦に対する感染防止策・蚊及び蚊の幼虫の駆除・その他感染予防策を地域・市民レベルでも徹底するよう奨励しています。また,感染国・地域に渡航・滞在する場合,帰国後14日間は経過を観察し,発熱の症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診するよう警告しています。
5 つきましては,下記リンクを御参照いただくとともに,今後の状況を適宜ご確認の上,必要に応じた対策を講じることをおすすめいたします。
感染症危険情報:中南米等におけるジカウイルス感染症の流行:妊婦及び妊娠予定の方は特にご注意ください。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2016T141#ad-image-0
海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
厚生労働省ホームページ: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
厚生労働省検疫所ホームページ:http://www.forth.go.jp/index.html
厚生労働省検疫所作成リーフレット: http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000124537.pdf
国立感染症研究所ホームページ: http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/sa/zika.html
Copyright(c) 2012 Embassy of Japan in Vietnam| 27 Lieu Giai, Ba Dinh, Hanoi, Vietnam | 電話: +84-4-3846-3000 ファックス: +84-4-3846-3043
| 法的事項 | アクセシビリティについて | プライバシーポリシー |