1.6月16日、野田総理は、8回目となる「原子力発電所に関する四大臣会合」(野田総理、藤村官房長官、枝野経済産業大臣、細野原発事故担当大臣)を総理官邸にて開催し、大飯発電所3、4号機(以下「大飯3、4号機」という。)の再起動を決定いたしました。
2.これまで、日本政府としては、四大臣会合において大飯3、4号機の安全性と必要性を確認し、6月8日には野田総理が記者会見により再起動すべき判断を自身の言葉で国民に示し、6月16日に福井県知事から地元の同意が伝えられたことから、1.のとおり最終的に再起動の決定をしたものです。
3.事業者である関西電力株式会社(以下「関西電力」という。)は、政府からの連絡を受け、直ちに再起動に向けた準備に入っており、関西電力の見通しによれば、3号機は7月上旬、4号機は7月中旬~下旬に発電を開始する予定です。
<参考>
日本の法規制では、原子力発電所は13ヶ月を超えない時期に定期検査を行うこととなっており、5月5日に北海道電力・泊発電所3号機が定期検査に入ったため、全ての原子力発電所が停止していました。
|