日本留学Q&A

日本の教育制度と日本留学の形態

 

  • 日本の高等教育制度について教えてください。
    日本の高等教育は、12年の初等教育(小学校6年間)・中等教育(中学校3年間と高等学校3年間)を経た後にスタートします。留学生が入学できる高等教育機関には、①高等専門学校、②専門学校 、③短期大学、④大学、⑤大学院、の5種類があります。

     

    高等教育機関の数:

     

    国立

    公立

    私立

    合計

    高等専門学校

    51

    3

    3

    57

    専門学校

    9

    193

    2,999

    3,201

    短期大学

    18

    328

    346

    大学

    86

    89

    604

    779

    大学院

    86

    78

    463

    627


    入学時期:4月入学が一般的ですが、秋入学(9~10月)を採用している学校もあります。
    休暇:通常、年に3回あります。夏季休暇(7月~9月上旬)、冬季休暇(12月下旬~1月初旬)、春季休暇(3月)です。

     

    日本の高等教育機関への入学資格(日本学生支援機構(以下「JASSO」と略。)ウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/search/koutou_nyugaku.html(日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/globaldialogue.html(英語)
  •  

  • 日本へ留学するには、どうしたらいいですか。

    日本に留学するには、様々な方法があります。まず大切なことは、留学の目的をはっきりさせることです。
    目的①:「日本語をもっと上達させたい!」→日本語を学習する教育機関があります。日本語学校(日本語教育機関)

    や留学生別科で日本語や日本文化を詳しく学ぶことができます。
    目的②:「日本で学位を取得したい!」→専攻科目や研究領域を決めた後、高等教育機関である大学(学部)や大学院、短期大学、専修学校、高等専門学校で学位や称号を取得できます。

  • 日本留学の大まかな形態を教えてください。
    日本留学の形態には、大きく分けて以下の4つがあります。

     

    ① 日本政府(文部科学省)奨学金留学による留学: 
    日本政府奨学金には6種類の奨学金があります。本奨学金は、修士号・博士号の取得を目的とした、「研究留学生」向けの奨学金が主体となります。研究留学生の場合、2015年度の奨学金は毎月14万3,000円(金額は年度により変動します)。学費は全額免除、奨学金支給期間は、進学に伴う延長が認められた場合は、修士または博士課程修了までの3年半~4年(研究生期間を含む)となっています。

     

    ◆当館ウェブサイト(下記URLの「日本留学に関する情報」の下に奨学金情報を載せています) 
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/culture/jp_ryugaku.html
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/vn/culture/Thongtinduhoc2014.html

     

    ②私費留学: 各教育機関が実施する選考審査を経て入学します。大学・大学院の場合、
    i ) ベトナムから直接、日本留学試験(EJU)や志望校の選考を経て入学する方法と、
    ii)母国または日本で民間の日本語教育機関に入学し、1~2年間の日本語教育を履修し日本語能力を高めた後、改めて日本留学試験(EJU)や志望校の選考を受けて進学する方法があります。

     

    ③交換留学: 協定を結んだ大学同士が相互に学生を派遣・受け入れる形態の留学です。多くの場合、交換留学先の大学で取得した単位を在籍中の大学の単位に換算することが可能です。詳しくは、所属する自国の大学に、日本との交換留学制度があるかどうかを確認してください。

     

    ④短期留学: 母国の大学に在籍したまま他国・地域の大学等で異文化体験や語学習得を行う留学です。必ずしも学位取得を目的とはしていません。社会人や、ベトナム国内の大学に籍がある学生が長期休暇中に利用するのに向いています。
  • 日本語学校(日本語教育機関)と留学生別科の違いは何ですか。

    日本語学校(日本語教育機関):日本語学校(日本語教育機関)にも様々な種類がありますが,在留資格「留学」で入国するためには、その学校(教育機関)が法務省に告示されている必要があります。

    私立大学留学生日本語別科(以下、「留学生別科」):
    私立の大学・短期大学が設ける正規の教育課程です。大学や大学院、短期大学に留学、もしくは研究員として入学する前の準備教育として、日本語や日本文化に関する教育を受けることができます。 留学生別科を卒業した場合、必ずしも同じ大学の学部・大学院を受験しなければいけないわけではありません。ただ、留学生別科を修了後同じ大学に進学する場合、大学によっては、独自の推薦枠が設けられている場合もあります。 私立大学留学生日本語別科は、私立の大学・短期大学51校に設置されています。
    ◆日本語教育機関および留学生別科等について(JASSOウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/sp/ryugaku/study_j/search/nihongokyouiku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/nihongokyouiku.html (英語)

  • 大学(学部)、短大、専修(専門)学校の違いは何ですか。

    大学(学部)、短大、専修(専門)学校は、いずれも高校卒業を入学の条件とする高等教育機関ですが、修学年限、取得学位・資格、教学内容、人材育成の目的等が、それぞれの機関で異なります。

    大学(学部): 6年制の医学、歯学、獣医学以外はすべて4年制です。卒業時に学士号(Bachelor)を取得できます。

    短期大学: 2年制で短期大学士(Associate Degree)の称号が取得できます。

    専修学校: 「専門学校」と呼ばれることが多く、主に2年制であり、専門士(Diploma)の称号が取得できます。

    ・一般的に、大学(学部)では、専門知識だけでなく知識・教養の取得にも重点が置かれ、専門学校では、ビジネス実務、福祉、医療、工業、文化、ファッション等の分野における、実践的な職業教育や専門的な技術教育が行われています。
    ・高等専門学校は専門学校とは異なる種類の学校です。専門学校は高校卒業後に入学しますが、高等専門学校は中学卒業後に入学し、通常の修業年限は5年、卒業時には準学士号の称号が付与されます。卒業後、高等専門学校の専攻科(2年制)に進めば学士号を取得できます。また、大学3年次に編入することも可能です。

  • 研究生と大学院生の違いは何ですか。

    研究生は、大学院や学部において、自分の研究テーマにもとづいて勉強する聴講生を指し、学位授与の対象とはなりません。(科目等履修生、聴講生も同様に学位重要の対象とはなりません。) 研究生の中には、大学院に進学し、修士号、博士号の取得を目指す人も多くいます。

留学手続き

留学手続きは、主に二段階に分けられます。

 

第一段階: 留学先の学校の入学許可を得る。
第ニ段階: 学校を通じて、入国管理局に在留資格認定証明書の交付を申請・受領する(※)。在留資格認定 証明書は学校が受領し、学生に郵送します。

 

◆※在留資格認定証明書にもとづく査証の申請については以下を参照してください。
≪「7. 査証申請手続き」へリンク≫ 

◆留学先の選び方については、本ウェブサイト 「4 留学先の選び方」をご参照ください。
≪「3. 留学先の選び方」へリンク≫  

      

  • 日本語教育機関の留学手続き

    入学時期: 4月、7月、10月、1月の年4回あります。
    募集時期: 一年のうち、募集人数が最も多いのは4月入学で、以下10月、7月、1月となります。募集時期・条件・方法はそれぞれの学校によって異なりますが、一般的に、入学時期の約半年前に募集が始まります。入学を希望する学校を決めて学校の募集要項を入手し、出願準備を始めてください。
    留学生別科: 日本語を勉強するためには、日本語学校(日本語教育機関)へ入学するほか、私立大学・短期大学の留学生別科に入学する方法があります。留学生別科の多くの機関は、4月と10月の年2回、募集を行います。留学生別科については、以下を参照ください。

    日本語学校(日本語教育機関)および留学生別科等について(JASSOウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/sp/ryugaku/study_j/search/nihongokyouiku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/nihongokyouiku.html (英語)

  • 専門学校の留学手続き

    学生募集:主に4月及び10月に募集が行われます。多くの留学生は、まず日本の日本語学校(日本語教育機関)に留学し、日本語を十分に学んでから専門学校に入学しますが、海外から直接留学手続きを行うことも可能です。その場合、日本語能力試験(JLPT)の成績(N1またはN2)など、日本語能力を示す証明が必要となります。

    留学生を受け入れている専門学校一覧  (一般財団 職業教育・キャリア教育財団作成資料)   
    http://www.sgec.or.jp/ryuugakuguide/img/2015_meibo.pdf
    専門学校案内 (一部ベトナム語) (一般財団 職業教育・キャリア教育財団ウェブサイト) 
    http://www.sgec.or.jp/ryuugakuguide/vi/index.html

  • 大学(学部)の留学手続き

    入学時期: 4月が一般的ですが、9月もしくは10月入学を採用している学校もあります。また、4月入学の学生募集を数回に分けて行う学校もあります。

    出願・入試時期: 4月入学制の場合、私立大学は秋から翌年の1~2月にかけて、国立・公立大学は年末から翌年の2~3月に、出願を受付け、入試を実施することが多いですが、各学校により出願や入試の時期、条件などが異なるため、早めに情報収集して対策を立てましょう。

    選抜方法・日本留学試験: 多くの学校が日本留学試験(EJU)(※)の成績提出のほか、独自の筆記試験、面接試験を実施しています。

     

    ※日本留学試験(EJU)は毎年6月と11月に開催されており、ベトナムでは、ハノイとホーチミンで受験することが可能です。詳しくは以下の資料や本ウェブサイト「9-1 日本留学試験(EJU)」をご参照ください。

     

    ◆JASSO作成ベトナム語概要パンフレット
    http://www.jasso.go.jp/en/eju/about/publication/__icsFiles/afieldfile/2015/11/29/eju_guide2014_vi.pdf

     

    ≪「10-1 日本留学試験(EJU)について教えてください。」へリンク≫

     

    海外からの直接入学: ベトナムで入学試験を実施する学校や、書類選考のみで選考を済ませる学校もあります。

     

  • 大学院の留学手続き

    入学時期:修士課程・博士課程ともに、多くの大学は4月を入学時期に設定していますが、9月・10月の秋入学や、その他の入学時期を採用している学校もあります。
    出願・入試時期:研究科によって異なりますが、4月入学の場合、秋から翌年3月にかけて行われることが多いようです。また、4月入学の学生募集を二回に分けて実施する場合もあります。
    入学試験:多くの学校が独自の選考試験を実施しており、日本で受験することが必要です。しかし、大学院によっては、書類選考のみ、もしくは書類選考とオンライン面接で合否を決定する機関もあるため、そのような機関では海外から直接大学院に留学することも可能です。

  • 日本語学校(日本語教育機関)への留学に必要な資格・条件は何ですか。

    日本語学校(日本語教育機関)の留学に必要な主な資格、条件は以下の通りです。
    ・高卒以上の学歴(12年以上)を有する者。
    ・日本語の基礎を習得している者。
    ・留学費用をまかなえる経済力がある者。

    日本語学校(日本語教育機関)に提出する書類は、学校により異なりますが、主に、<入学申請書/成績証明書/卒業証明書/推薦書/留学費用の支弁能力をする証明書類/健康診断書/選考料/身元保証人の関係資料>などがあります。

    学校により求められる書類が異なるため、具体的な提出書類については、必ず志望校に直接確認してください。

  • 専門学校への留学に必要な資格・条件は何ですか。

    専門学校への留学に必要な主な資格・条件は以下の通りです。
    ・高卒以上の学歴(12年以上)を有し、18歳に達している者。
    ・留学費用をまかなえる経済力がある者。
    ・日本語能力試験(JLPT)2級に相当する資格を有する者。(※)
    ※日本語能力は、学校により求められるレベルが異なりますが、一般的に、日本語能力試験(JLPT)2級に相当する能力が必要です。また、学校によっては、日本での就学経験、日本留学試験(EJU)日本語科目の成績、「実用日本語検定(J-TEST)」や「ビジネス日本語能力テスト(BJT)」などの成績による証明も認められることがあります。

  • 大学(学部)への留学に必要な資格・条件は何ですか。

    大学(学部)への留学に必要な主な資格・条件は以下の通りです。
    ・高卒以上の学歴(12年以上)を有し、18歳に達している者。
    ・留学費用をまかなえる経済力がある者。
    ・日本語能力試験(JLPT)2~1級に相当する日本語レベルを持つこと(※)。
    ※日本語能力は、学校により求められるレベルが異なりますが、一般的に、日本語能力試験(JLPT)1~2級に相当する能力が必要です。また、英語による学位取得コースに留学する場合は、日本語の能力は問われませんが、代わりにTOEFLなどの成績の提出を求められる場合があります。

  • 大学院への留学に必要な資格・条件は何ですか。

    大学院への留学に必要な主な資格・条件は以下の通りです。
    ・大学(学部)卒(16年)あるいはそれに相当する能力があると認められた者。
    ・留学費用をまかなえる経済力がある者。
    ・日本語能力試験2級以上(文系は1級)に相当する日本語レベルまたは大学院が求める英語力(※)があること。
    ※国立大学を中心とし、多くの大学院では英語で指導を受けることが可能です。そうしたコースを受験する場合、TOEFL等英語能力試験のスコアの提出が求められます。また、日本語で授業を行うコースを受験する場合にも、英語能力の証明が必要となる場合があります。

  • 留学手続きのための書類を準備しています。注意すべきことは何ですか。

    志望先の学校の募集要項・通知を丹念に読みこんだ上で、必要な書類を揃えてください。書類の提出は期限厳守であるため、時間に余裕をもって準備を進めましょう。分からないことがあったら、自分で勝手に判断したり仲介機関任せにしたりはせず、可能な限り、メールや電話で直接学校に問い合わせてください。

  • 日本語能力の証明には、どの試験を受ければいいのですか。

    まずは、留学志望先の学校が日本語能力について、どの試験の成績証明を求めているか確認してください。ベトナムでは、「日本語能力試験(JLPT)」などの受験が可能です。ご自身の目的に合わせて選び、受験してください。

    ◆日本語能力試験ウェブサイト http://www.jlpt.jp/

留学先の選び方

留学に関する情報源は、インターネット、書籍、口コミ、仲介機関など数多くあります。たった一つの情報源に頼るのではなく、複数の情報源から情報収集を行い総合的に判断し、留学先を選んでください。

  • 日本語学校(日本語教育機関)の探し方

    多方面から情報を収集し、複数の学校を比較・検討した上で慎重に決めましょう。
    以下のサイトでは日本語を学ぶための学校の一覧を掲載しています。

    日本語学校(日本語教育機関)の検索(日本語教育振興協会ウェブサイト)
    このサイトは、一般財団法人日本語教育振興協会会員校について、設置コース、入学資格、選抜方法及び学費等の学校の基本情報に加え、国別在籍者数や日本語能力受験状況、卒業後の進路のデータを日本語・英語で確認することができます。
    http://www.nisshinkyo.org/search/ (日本語)
    http://www.nisshinkyo.org/search/terms.php?lng=2 (英語)

    私立大学・短期大学の留学生別科一覧(JASSOウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/sp/ryugaku/study_j/search/nihongokyouiku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/nihongokyouiku.html (英語)

    文部科学大臣指定準備教育課程一覧
    自国での教育修了年数が12年に満たない場合、大学入学の条件を満たすためにこれらの課程で不足分の年数を補うことができます。

    http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314/001.htm (日本語)

    ★日本語学校(日本語教育機関)探しのポイント★
    1)学校の特色: 近年は、1~2年の通常プログラムのほか、学校によっては、「日本留学試験(EJU)準備」、「大学院進学」、2週間~3カ月の「短期留学コース」など、特色あるコースを備えるところが増えています。 また、クラス分け(学生の個別レベルに対応できるか)の有無、全体のカリキュラム、授業の総時間数、学費とその支払い方法なども確認しておきましょう。
    2)学生数と教員数: 学生数と出身国・地域、教員数を確認してください。大人数のクラス、少人数制などの違いもあります。
    3)卒業生の進学先: 卒業生の進学先データから、学部入試の指導が得意な学校、大学院入試に強い学校など、学校の強みが分ります。上述の日本語教育振興協会等のウェブサイト等を活用し、卒業生の進学先と併せて、日本語能力試験や日本留学試験の合格率も確認しましょう。しっかり情報収集を行い、卒業後の自分の進路に合う日本語学校(日本語教育機関)を選んでください。
    4)寮の有無: 寮の有無、入寮のための必要な経費を確認しましょう。寮が無い場合は、学校側が近くのアパートなどをあっせんしてくれることがあります。 また、部屋の大きさやトイレ・風呂の有無等、住居の詳細も事前に必ず確認してください。
    5)学校の位置: 交通の便や、周囲の環境などを確認しましょう。また、学費や生活費は地域によって差があるので、これらの要素も考慮して学校を選びましょう。
    学校の募集要項を入手するためには各学校のウェブサイトを参照してください。ウェブサイト上からダウンロードできる学校もあれば、資料を郵送してもらう必要がある場合もあります。

  • 専門学校の探し方

    以下のサイト等を参考に、自分に適した専門学校を見つけてください。

    ◆専修学校とりまとめ団体(全国専修学校各種学校総連合会ウェブサイト)
    http://www.zensenkaku.gr.jp/association/index.html (日本語)
    ※上記のページが掲載する、各都道府県のとりまとめ団体のウェブサイトにおいて、都道府県が認可した「認可校」を確認することが可能です。
    ◆東京都内の学科・講座を探すネット(公益社団法人東京都専修学校各種学校協会ウェブサイト)
    http://from-now.jp/ (日本語)
    ◆留学生を受け入れている専門学校一覧 (一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団)
    http://www.sgec.or.jp/ryuugakuguide/img/2015_meibo.pdf

    ★専門学校探しのポイント★
    1)認可校かどうか: 専門学校の2年制以上の学科を卒業すると「専門士」の称号が付与されます。また、専門学校のうち、修業年限が4年以上等の要件を満たしており、かつ文部科学大臣が指定した課程を修了した者に、「高度専門士」の称号が付与されます。ただし、これらの称号は、都道府県知事から正式に認可された専門学校でなければ、取得することができませんのでご注意ください。
    2)教育内容とカリキュラム: 自分が興味を持った学校のウェブサイトを訪れ、自分が目指す職業に有益な技術・能力が身に付けられるかどうか、カリキュラムや設備、教員スタッフを確認しましょう。事前に体験入学や見学ができれば理想的です。 また、学校によっては、職業経験が得られる産学協同教育(Cooperative Education)や民間企業と提携した「企業プロジェクト」など、在学中から、実社会で役立つスキルを鍛えるプログラムを用意しているところもあります。
    3)学費: 卒業までに必要な学費の総額や支払い時期を確認しましょう。学費には教材費、設備費などが予め含まれているか、それとも別途支払いが必要となるのかもチェックしてください。
    4)その他: 所在地及び生活環境、前年度の就職率と就職先、就職サポートの有無なども確認しておきましょう。

  • 大学や大学院の探し方

    日本には779の大学と627の大学院があります(2015年現在:国公立・私立含む)。大学の有する学科や研究科、教員、研究施設、学費、寮の有無、校風、所在地など、総合的に判断した上で留学先を決めましょう。

    ★大学・大学院探しのポイント★
    1)まずは大学・大学院について広く情報を集めましょう。
    ◆大学・大学院の検索 (JASSOの学校検索サイト)
    下記サイト掲載の大学情報エクセルシートには、≪入学資格/学費/募集要項の入手方法/問合せ先/大学の有する宿舎/奨学金情報/英語で学位取得が可能なコースの有無≫等、留学を検討する際に必要な情報が網羅されています。
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/search/daigakukensaku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/daigakukensaku.html (英語)
    ◆ベトナム語による日本の大学検索(「Japan Study Support」アジア学生文化協会ウェブサイト) 
    http://www.jpss.jp/vi/ (ベトナム語)

    2)学部・研究分野: ある程度留学を希望する大学が限定できた段階で、各校のウェブサイトを参考に、自分が学びたい分野に強みを持つ大学・大学院を選びましょう。卒業生の進路・就職状況も確認してください。
    3)必要な資格、証明書: 各校の募集要項を熟読し、自分が学びたい学部・研究分野で必要とされる出願資格を確認してください。特に学部入試出願の際には日本語能力試験や日本留学試験の成績の提出を求められる場合が多いので注意してください。英語で学位を取得するコースや大学院入試では、TOEFL等英語能力試験のスコア提出が求められますので、早めに準備しましょう。
    4)学費と奨学金: 国公立と私立の大学では入学金や学費に大きな違いがあるほか、同じ大学であっても学部や研究分野によって、必要な経費は異なります。大学によっては独自の奨学金を設けているところもありますので、各校のウェブサイトを参考に、申請可能な奨学金の情報を集めましょう。また、多くの大学は、留学生等に対する学費減免制度を導入しています。詳しくは各校に問い合わせてください。
    ◆奨学金については本Q&Aの「6. 奨学金」をご参照ください。 ≪「6. 奨学金」へリンク≫

    5)所在地: 大学や大学院への留学は数年に渡るため、留学生活はその土地の気候、歴史、文化などの影響を強く受けることになります。自分に合った所在地の大学を選べるよう、普段から日本各地の情報に親しんでおきましょう。
    6)留学生サポート: 学内の留学生数のほか、大学側が留学生の学校生活や就職についてどのような支援を提供しているのか、各校のウェブサイトや資料にて確認しましょう。

  • 大学院の指導教員の探し方

    大学院への進学においては、研究分野の確定と研究計画の作成に続き、留学生にとり大きな課題となるのが、指導教員探しです。指導教員探しについては以下の点に留意してください。

    1)教員を探す: 普段から学会報告などに目を通し、自分の研究分野に合う教員を特定することが出来ればベストです。教員の連絡先は、学校のウェブサイト上のほか、以下のサイト、及び大学院受験用の募集要項の中で公開されている場合があります。 以下のサイトでは、各分野の研究者を検索することが可能です。メールアドレスを公開している研究者も多くいます。

    ReaD研究開発支援総合ディレクトリ・研究者検索 
    http://researchmap.jp/search/  (日本語・英語)

    どうしても教員の連絡先が分からない場合は、教員の所属する大学の、「国際交流室」、「教務係」、「留学生支援室」などに、電話やメールで教員との連絡方法を尋ねる方法もあります。自分の大学(ベトナム)の指導教員や先輩に紹介を頼むのもよいでしょう。

    2)アプローチ:学校のウェブサイト等でメールアドレスが公開されている場合は、そのまま教員にメール(日本語か英語)を送っても差し支えないでしょう。 メールには以下の事項を添えてください。
    ・自分の簡単な履歴と連絡先(メールアドレス)。教員は毎日多くのメールを受け取っています。初めてのメールは簡潔に済ませてください。
    ・相手(教員)のことを知った経緯: 紹介者の有無、今までに目を通した相手の論文などを記します。ベトナムの大学教員からの推薦状があればベストです。
    ・今後の研究計画:教員の研究分野と自分の研究方向が合致するか確認してください。
    相手(教員)はメールを通じて学生を受け入れるかどうかを判断することになりますが、一般的に、初めてのメールでその判断を下すことは困難です。何度かやり取りを重ねる中で、粘り強く自分の誠意を伝えてください。
    ・教員によっては研究計画の事前確認を行うこともあります。研究計画は、標準的なもので、表題/研究史/研究方法/結果予測/参考文献表等により構成されます。
    ・連絡時期: 日本の教員と最初にコンタクトを取る時期に、明確な規定はありません。4月入学の場合、多くの大学院では、前年の夏から10月頃に募集を行うため、この時期には教員との最初のコンタクトは済ませておいた方がよさそうです。

留学仲介機関

本章にある「留学仲介業者」とは、留学手続きを代行したり、留学先を斡旋する業者を指します。

 

  • 留学手続きは自分でできますか。

    ・可能です。志望先の学校が出願条件の中で「留学仲介業者を通すこと」を要求していない限り、留学手続きは自分で行うことが可能です。
    ・在留資格「留学」で入国するためには、日本の学校を通じ、その学校の所在地を管轄する各地方入国管理局に申請する必要があります。申請者本人が日本の学校に直接代理申請を依頼することも可能であり、必ずしも留学仲介業者を通じる必要はありません。
    ・自分で査証申請を行う場合、具体的には、自分で日本の学校に願書を提出し、入学許可を取得。その後、学校側が入国管理局に在留資格「留学」の認定証明書交付申請をし、発行された在留資格認定証明書を学生に送付。学生は、受領した在留資格認定証明書をベトナム国内の在日本大使館または領事館に提出し、在留資格「留学」の査証を申請する、という流れになります。

     

    ◆在留資格認定証明書及び査証の申請 
    ≪「7. 留学に必要な査証申請手続き」へリンク≫

     

    ★自分で情報を集めることの大切さ★
    自国を離れ、海外で勉強と生活を両立するためには、しっかりとした目標設定と自主性が欠かせません。いつ留学に行くのか、どの学校を選ぶのか、どの研究領域に進むのか、留学後に何をしたいのか等、現在の状況と自分の才能に照らし、最適な留学方法を見極めることが大切です。ほかの人と同じ留学、もしくはほかの人が勧める留学があなたにとって一番よい方法とは限りません。留学のための情報収集を進めるうちに、自分が何をしたいのかが明確になりますし、視野が広がり、より自分に合った留学が実現出来るようになります。
    より正確で詳しい情報を得るためには語学力(日本語または英語)が必要となります。留学前に外国語で情報収集するのは大変かもしれませんが、この時に培った語学力は、後の留学生活で必ず役に立ちます。
    さらに、留学後に日本で生活を始める際には、部屋探しや住民登録、社会保険の支払いなど、煩雑な手続きが待っています。留学にかかわる書類準備と手続きをこなすうちに、これらの事務的処理に慣れることができ、日本に着いてから一人で慌てずに済みます。 以上の理由から、当館では、留学希望者に対し、自分でしっかりと情報収集をすることをお勧めします。


  • 留学仲介業者はどのような場合に利用すればいいのですか。

    書類の提出期限までに残された日数が少ないうえ、仕事等でなかなか自分の時間が取れず、自分で情報を収集したり手続きを行うことが難しいという人もいるでしょう。止むを得ず留学仲介業者を利用する場合は、必ず複数の会社を比較・検討し、下記(4-3と4-4)の注意点を参考に、自分が納得、信頼できる業者を選んでください。

  • 信用できる留学仲介業者はどこですか。

    留学仲介業者が集中するハノイ市では、市のウェブサイトに、認可取得済みの留学仲介業者のリストを公開しています。掲載されている業者は、業務遂行にあたり、ベトナム当局から管理・監督を受けていますので、仲介業者選びの際に参照してください。
    ◆ハノイ市が認可している留学仲介業者 
    http://www.hanoi.edu.vn/tin-hoat-dong/danh-sach-cac-to-chuc-dv-tvdh-da-duoc-cap-phep-tren-dia-ban-thanh-pho-ha-noi-ti-c565-2665.aspx

    ◆悪質な留学あっせん業者に関する警告
    手数料があまりにも高額である、手続きが簡単すぎる、「アルバイトで学費と生活費をまかない、貯金もできる」などと非現実的なことを言う、成功率100%を強調する、契約を急がせる……このような留学仲介業者にはご注意ください。
    当館でも、悪質な留学仲介業者に対する注意喚起を行っています。
    (当館HP)
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/culture/Kako_katsudo/Chirashi%202014.html(日本語)
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/vn/culture/Hoat_dong_thong_tin_cu/To%20roi%202014.html(ベトナム語)

  • 留学仲介業者を利用する際の注意点は何ですか。

    留学仲介業者に相談する前に、準備しておくべきことがあります。
    最低限の知識を身に付ける: 日本の教育制度と留学手続き、社会・法制度や生活環境など、留学に関する最低限の知識を身に付けてください。これらの内容は本Q&Aに詳しく書かれています。ビザ関連については、本Q&Aの関連個所、及び日本国大使館・領事館のウェブサイトをご参照ください。
    目的を明確に: 留学には費用と時間が掛かりますし、留学開始後の転校、研究分野の変更は困難を伴います。無駄な出費や手間を省くため、留学の目的を明確に設定しましょう。
    志望校の情報を得る: 日本学生支援機構(JASSO)のウェブサイトや留学希望先の学校ウェブサイトから、直接、最新の情報を入手してください。出願方法と出願時期、授業料、奨学金、入試情報など、学校のウェブサイトには有用な情報が多く掲載されています。分らないことがあれば学校に直接メールで質問することも可能です。
    ◆学校情報の入手の仕方→ 本Q&Aの「4 留学先の選び方」を参照してください。
      ≪「3 留学先の選び方」へリンク≫

     

    ここまで自分で調べることができれば、留学手続きを自分でやり遂げることも難しくはありません。しかし、それでも留学仲介業者を利用したいと考える場合は、以下の事項に留意してください。

    複数の業者の比較: サービス内容と費用について、必ず複数の業者を比較し、より自分の目的に合った、適切なサービスを提供する業者を選択しましょう。ハノイ市近郊在住の場合、ハノイ市が認可する留学仲介業者を下記サイトも参照ください。

    ◆ハノイ市が認可している留学仲介業者 
    http://www.hanoi.edu.vn/tin-hoat-dong/danh-sach-cac-to-chuc-dv-tvdh-da-duoc-cap-phep-tren-dia-ban-thanh-pho-ha-noi-ti-c565-2665.aspx
    契約内容の確認: 留学仲介業者を選択したら、契約前に今一度、料金と内訳明細、サポート内容を把握しましょう。 その上で、契約内容を必ず文書で確認し、契約を締結しましょう。
    トラブルに備える: 留学仲介業者と契約した後に、自分や家族の病気などで留学計画をキャンセルしなければならないこともあります。このような場合、契約時に支払った費用が返金されない等のトラブルを避けるため、契約書に書かれた返金の規定をきちんと把握しておきましょう。

留学に必要となる費用とアルバイト

 

  • 学費はいくらかかりますか。

    学費は私立よりも国公立の方が少額で済みます。私立の場合、同じ学校でも専攻によって学費が大きく異なるので注意してください。また、私費留学生は授業料の減免制度を利用することもできます。
    以下、学種別の年間の学費の目安を挙げますので参考にしてください (JASSO等の資料を参考に当館で作成)。

    学校

    学費(年額)

    入学金(※)

    日本語学校

    (日本語教育機関)

    50万~100万円

    私立大学留学生別科

    50万~130万円

    大学(学部)

    国・公立

    50万~55万円

    15万~30万円

    私立

    90万~370万円

    25万~200万円

    大学院

    国・公立

    50万~55万円

    15万~30万円

    私立文系

    55万円~100万円

    20~25万円

    私立理系

    60万円~130万円

    20万~25万円

    専門学校

    80万円~130万円

    15万~30万円

    ※入学金の支払いは第一学年(入学)時のみ。    
    ※「―」の金額については個別に学校に問い合わせてください。
    学費は学校によって異なるので、必ず志望校のウェブサイトで希望する学部・研究科で正確な金額を確認してください。私費留学生の場合、授業料減免制度が利用可能であることも多いため、志望校に確認してください。

     

    ◆大学・大学院の検索 (JASSOの学校検索サイト)
    下記サイト掲載の大学情報エクセルシートには、≪入学資格/学費/募集要項の入手方法/問合せ先/大学の有する宿舎/奨学金情報/英語で学位取得が可能なコースの有無≫等、留学を検討する際に必要な情報が網羅されています。
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/search/daigakukensaku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/daigakukensaku.html (英語)


  • 生活費はいくらかかりますか。

    大学学部に留学している私費留学生の平均月支出額は、住居費と授業料の支払いを含め、138,000円となっています(2014年JASSO調べ)。ただし、この額はかなり切り詰めた生活であり、住居形態(アパートを借りるか、寮に住むのか)や、居住する地域によって、金額が大幅に変わることにご留意ください。

  • 留学生はアルバイトはできますか。

    「留学」の在留資格を持つ外国人は、就労活動が認められておりません。アルバイトを希望する留学生は,住居地を管轄する地方入国管理局において「資格外活動許可」(※)を受けた場合に、学校で勉強する傍らアルバイトをすることは可能です。
    ※2012年7月9日改正入管法の施行以降、新規入国者で「留学」の在留許可が決定された方(在留期限が「6月」以上の方に限ります。)を対象として、一部の出入国港においても資格外活動許可の申請ができることになりました。なお,留学生は本来、学業を目的として日本に滞在しているわけですから、アルバイトには時間と内容に制限があります。時間については,原則として週28時間以内、夏期休暇等の教育機関の長期休業期間は1日当たり8時間以内となっています。また、内容については,風俗営業関連の業種で働くことは法令で禁止されています。これらに違反すると、退去強制となる場合があります。

    ◆詳細は日本の入国管理局のホームページを参考にしてください。
    【参考:入国管理局】 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html (日本語)
                  http://www.immi-moj.go.jp/english/tetuduki/index.html (英語)

    JASSOの調べによると、留学生のうち75.3%が何らかのアルバイトをしています。仕事の内容は飲食業や販売、スーパー等のレジ打ちなどが多いようです。時給は地域によって異なりますが、飲食業の場合は800~1000円が目安です。


  • アルバイトはどうやって見つけるのですか。

学校の学生課や学生生活科などで、学生向けのアルバイトを斡旋しています。全国の公共職業安定所(ハローワーク)のウェブサイト、アルバイト情報サイトなども活用可能です。留学生の場合、友人を通じてアルバイトを紹介してもらうことも多いようですが、仕事の内容や報酬を事前にきちんと確認し、トラブルが無いよう気をつけてください。

奨学金

 

  • 日本留学のための奨学金はどのような種類がありますか。

    日本留学に活用できる奨学金には主に以下のものがあります。
    [日本政府(文部科学省)奨学金(海外申請、国内申請)] 
    [文部科学省外国人留学生学習奨励費給付制度] 
    [民間団体や地方自治体などの奨学金] 
    [学内奨学金]
    [授業料減免制度]
    しかしながら、日本政府奨学金(海外申請)を除き、これらの奨学金の殆どが「日本国内居住」を応募条件としているため、ベトナムからは応募できません。日本に留学した後、学校を通じて応募してください。

    具体的な奨学金の情報については、以下のウェブサイト等をご覧ください。
    ◆日本政府(文部科学省)奨学金
    本Q&Aの「6-2 ベトナムから日本政府(文部科学省)奨学金に応募する方法を教えてください。」を参照してください。

    ◆日本学生支援機構(JASSO)による奨学金情報:
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/index.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/scholarships/index.html (英語)

    ◆自治体や民間団体による奨学金情報データ(JASSOウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/brochure.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/scholarships/brochure.html (英語)

    ◆大学情報検索(JASSOウェブサイト)(学内奨学金制度・授業料減免制度の有無も含む)
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/search/daigakukensaku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/daigakukensaku.html (英語)

    ◆ベトナム語による奨学金案内(「Japan Study Support」アジア学生文化協会ウェブサイト) 
    http://www.jpss.jp/vi/scholarship/

  • ベトナムから日本政府(文部科学省)奨学金に応募する方法を教えてください。

    ベトナムから「日本国政府(文部科学省)奨学金留学生」に申請するには、以下の2種類の方法があります。
    (1)大学推薦: ベトナムと日本の大学の間で結ばれた交流協定に基づく留学。日本の大学が日本政府(文部科学省)に申請します。まずは、ご自身が所属するベトナムの大学に、日本の大学との交流協定の有無を確認し、(交流協定が締結されていれば)締結先の大学に応募方法を問い合わせてください。
    (2)日本大使館推薦: 当館の依頼に基づき、ベトナムの教育訓練省国際教育開発局(VIED)を通じ、候補者を募集します。 当館で扱う奨学金には次の5種類があります。
           [研究留学生] [学部留学生] [専修学校留学生] [教員研修留学生] [日本語・日本文化留学生] (※)
    ※当館で別途取り扱っている「ヤング・リーダーズ・プログラム(YLP)」は、主に行政官を対象としたプログラムであるため、本Q&Aには含みません。

    ◆日本政府奨学金の募集要項や詳しい条件などは、当館ウェブサイトの下記ページを参照してください。

    http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/culture/jp_scholarship_outline160225.html
    ◆ベトナムの教育訓練省国際教育開発局(VIED)サイト(当館の依頼に基づき適宜奨学金情報を掲載)
    http://vied.vn/vi/

  • 「文部科学省外国人留学生学習奨励費」について教えてください。

    「文部科学省外国人留学生学習奨励費」とは、日本学生支援機構が、日本の大学、短期大学、高等専門学校(第3学年以上)、専修学校専門課程等に在籍する私費外国人留学生に対して給付している奨学金です。在留資格が「留学」であり、国費外国人留学生または外国政府の派遣する留学生のいずれにも該当しない場合、申請することができます。本奨学金は、次の教育機関<大学/大学院/短期大学/高等専門学校/専修学校の専門課程/我が国の大学に入学するための準備教育を行う課程を設置する教育機関/我が国の日本語教育機関>を通じ、応募します。 本制度は、在籍する留学生数に応じ、学校ごとの推薦人数が決まっているため、学校によっては推薦対象を絞ることがあるので、ご注意ください。

    給付金額:
    大学院レベル 月額48,000円
    学部レベル 月額48,000円
    日本語教育機関  月額 30,000円
    ※給付金額は年度により変動します。
    給付期間:
    12ヶ月(受給者として決定した年度の4月から翌年の3月まで)
    採用決定までのスケジュール(2015年度の例):
    3月上旬 募集通知(機構→学校)
    5月中旬 推薦締切(学校→機構)
    6月中旬 選考結果通知(機構→学校)
    7月中旬 学習奨励費初回振込(4~6月分)

    給付の要件: 詳細は以下を参照してください。
    ◆私費外国人留学生学習奨励費給付制度概要(JASSOウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/shoureihi/about.html (日本語)

    本奨学金には、「日本留学試験」の成績優秀者が同奨学金を予約する制度があります。
    詳細は以下を参照ください。
    ◆私費外国人留学生学習奨励費給付予約制度について(JASSOウェブサイト)
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/shoureihi/yoyakuseido/index.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/scholarships/scholarship/shoureihi/yoyakuseido/index.html (英語)

  • 民間団体や地方自治体の奨学金は、日本に行く前に申請できますか。

    日本に渡航する前に申請できる奨学金は限られていますが、日本へ渡航してから応募を行う奨学金は数多く存在します。日本学生支援機構のウェブサイトには、文部科学省奨学金のほか民間団体や地方自治体の奨学金(約160件)を網羅したパンフレットを掲載しています。同サイトよりダウンロードすることも出来ますので是非ご活用ください。

    ◆日本学生支援機構作成奨学金パンフレット ダウンロードページ
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/brochure.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/scholarships/brochure.html (英語)

  • 学内奨学金、授業料減免制度について教えてください。

    大学によっては、各学校が独自に学生に対して給付する奨学金制度を設けていたり、授業料減免制度(入学金や授業料の一部もしくは全額を免除する制度)を実施しています。後者は、一般的に、経済的な理由により経費の納入が困難、且つ成績が優秀である学生を対象にしています。 申し込み時期等、制度の詳細は各校によって異なりますので、詳しくは学校に直接お問い合わせください。

    ◆大学・大学院の検索 (JASSOの学校検索サイト)(学内奨学金制度・授業料減免制度の有無も含む)
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/search/daigakukensaku.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/search/daigakukensaku.html (英語)

入国前の査証申請手続

  入学が決まったら査証の申請を行います。具体的には、留学先の学校から入学許可を得た後、日本に入国・滞在するための書類を申請します。まずは、入学が決まったら、入学先の学校と入学手続や入国後の日本での手続についてよく相談して下さい。日本の法務省の各地方入国管理局に、学校等を通じて在留資格認定証明書の交付申請をします。在留資格認定証明書が交付されたら、当館(※管轄について)に、査証の申請を行います。在留資格認定証明書及び査証は、日本に入国・滞在するための重要な書類ですから、有効期限に注意を払い、大切に保管してください。
※管轄について:当館は、ザーライ省・ビンディン省以北を管轄しており、同区域にお住まいの方の申請を受け付けています。ダクラク省・フーイエン省以南にお住まいの方は、同地域を管轄している在ホーチミン日本国総領事館へ申請ください。


  • 在留資格認定証明書を取得するにはどうすればよいですか。

    入学予定の学校を介して、学校の所在地を管轄する地方入国管理局に交付申請します。提出資料は、学校に応じて異なりますので、学校の指示に従って準備を進めてください。 
    ◆その他詳細は以下入国管理局のホームページを参考にして下さい。
    【参考:入国管理局】 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html (日本語)
                  http://www.immi-moj.go.jp/english/tetuduki/index.html (英語)

  • 在留資格認定証明書を取得しました。その後の査証申請はどのように行えばよいですか。

    入学する学校から在留資格認定証明書(原本)を受け取ったら、その他の必要書類とあわせて当館に査証申請を行います。
    ◆要書類等、詳しい申請手続については、当館のホームページをご覧下さい。
    【当館ホームページ】 http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/consulate/jp_visa.html (日本語)
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/vn/consulate/help_visa_12012014.html (ベトナム語)

  • 国費留学生は、どのように留学ビザを申請するのですか。

    ※ここで言う「国費留学」とは、文部科学省奨学金による留学生を指すものとします。
    国費留学生の場合、在留資格認定証明書の取得は必要ありません。必要書類(ビザ申請書、パスポート、写真、国費留学生採用証明のコピーまたは、入学予定の教育機関が分かる資料(入学許可書など)のコピー)を揃えて管轄の在外公館に申請して下さい。

  • 「留学」の査証が発給されました。その後入国までどうすればよいですか。

    まずは、旅券に貼付された「留学」の査証の内容を確認して下さい。査証及び在留資格認定証明書の有効期限内に日本に渡航し、日本の出入国港で上陸許可の申請をして、入国審査官から上陸の許可を受ける必要があります。上陸許可を受けたら、「在留カード(※)」が交付されるので内容をよく確認して下さい。

    ※【在留カード】: 新規の上陸許可、在留資格の変更許可や在留期間の更新許可など在留資格に係る許可の結果として、我が国に中長期間在留する者(以下「中長期在留者」といいます。)に対し交付されます。在留カードには、氏名、生年月日、性別、国籍・地域、住居地、在留資格、在留期間などが記載されます。在留カードは常時携帯する必要があります。

  • 査証申請について、受験のために日本に行く場合はどうすればよいですか。 また、夏休み等を利用して、短期間の語学講習会に参加したいと思いますが、どうすればよいですか。

    短期滞在を目的とする査証を申請することになります。申請手続については、当館のホームページをご覧下さい。
    ◆ 【当館ホームページ】 http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/consulate/jp_visa.html (日本語)
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/vn/consulate/help_visa_12012014.html (ベトナム語)
     
    受験後、日本の学校に合格したら: 日本の留学先の学校が代理人となり、日本の地方入国管理局に在留資格「留学」の「在留資格認定証明書」の交付申請を行うことになります。 本Q&A「7-3~7-5」 の手続を踏んで、手続きを進めてください。

 

入国後の諸手続

※以下は、渡日後に必要となる手続きのうち、主要なもののみを紹介しています。渡日後の生活の詳細については、本Q&A「10-210-2 日本留学や生活に関するダウンロード・サイト 」に掲載されている冊子等を参照の上把握してください。

○ 在留手続一般

 

  • 日本に留学中の学生です。在留カードや在留期限の更新をするにはどうすればよいですか。

    ◆住居地を管轄する地方入国管理局で更新の手続を行う必要があります。在留カードや在留手続については入国管理局のホームページを参考にしてください。
    【参考:入国管理局】 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html (日本語)
                   http://www.immi-moj.go.jp/english/tetuduki/index.html (英語)

  • 日本に留学中の学生です。住所の届出を行う必要があると聞きました。どこに届け出ればよいですか

    中長期在留者は、新規に上陸した後、住居地を定めた日から14日以内に住居地の市区町村役場において、その住居地を届け出る必要があります(この届出は地方入国管理局では行えません。)また、住居地を変更した場合も、新住居地に移転した日から14日以内に、新住居地の市区町村役場に届け出る必要があります。なお、これらの届出を行わなかったり、虚偽の届出を行ったりした場合、罰則や在留資格の取消しの対象となることがありますので、気をつけてください。 詳細は、入国管理局のホームページを参考にして下さい。または、お住まいの市区町村役場にご相談ください。
    ◆【参考:入国管理局】 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html (日本語)
                   http://www.immi-moj.go.jp/english/tetuduki/index.html (英語)

  • 日本に留学中、在留手続や生活に関して相談したい場合、相談窓口はありますか。

    「外国人在留総合インフォメーションセンター」や「ワンストップ型の相談センター」 (ベトナム語対応あり) において、電話や来訪による相談に応じています。詳細は、入国管理局のホームページを参考にして下さい。
    ◆【参考:入国管理局】
    http://www.immi-moj.go.jp/info/index.html
    ◆入国管理局関連ページ
    http://www.immi-moj.go.jp/info/onestop/pdf/betonamugo.pdf (ベトナム語)

  • アルバイトをしたいのですが、何か許可が必要ですか。

    ≪「留学生はアルバイトができますか。」へリンク≫

  • 大学卒業後、日本の企業に就職することができました。本国に帰国することなく、引き続き日本に滞在することはできますか。

    できます。ただし、在留資格が「留学」のままでは滞在することはできませんので、就労内容に応じた新たな在留資格に変更する必要があります。雇用先の企業と相談して、入国管理局で在留資格変更許可申請を行って下さい。詳しい手続については、以下入国管理局のホームページをご覧下さい。

  •     【参考:入国管理局】  http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html 

  • 大学卒業前から就職活動を行っていましたが、就職先が見つかりません。大学卒業後も日本で就職活動を継続する場合、どのような手続きが必要ですか。

    大学等卒業前から行っている就職活動を、卒業後も継続する場合、一定の要件を満たし、新たな在留許可を取れば、就職活動のために日本に引き続き滞在することが可能です。手続は地方入国管理局で行います。詳しくは、以下入国管理局のホームページをご覧下さい。
    【参考:入国管理局】 
    http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyukan_nyukan84.html

  • 就職活動の一環として、ある企業で職場体験(いわゆるインターンシップ)をしたいと考えていますが、どのような手続きが必要ですか。

    一定の要件を満たせば、就職活動の一環として行うインターンシップの場合など、1週について28時間を超える資格外活動許可を受けることができます。手続は地方入国管理局で行います。詳しくは、以下入国管理局のホームページをご覧下さい。
    【参考:入国管理局】 
    http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00109.html

     

    ○ その他

  • 医療保険及び交通機関の学生割引について教えてください。

    ・医療保険について: 日本に一定期間滞在する外国人は「国民健康保険」に加入する必要があります。3月を超える在留資格で「在留カード」(※)を取得した留学生は、居住地域の市町村役所で国民健康保険加入の手続きを行ってください。
    ※在留カードについては本Q&A「7-4」の注を参照ください。
    ・学割について    : 留学生も公共の交通機関の学生割引(通称「学割(がくわり)」)を利用することができます。詳しくは学校にお問い合わせください。

家族の日本訪問等に関する査証申請手続

  • 日本に留学中の学生です。卒業式に両親を呼んで、1週間ほど日本で一緒に過ごしたいと思います。両親の来日のためには、どうすればよいですか。

    ご両親が短期滞在(親族訪問)を目的とする査証を申請することになります。査証申請手続については当館ホームページをご覧下さい。

    ◆【当館ホームページ】 http://www.vn.emb-japan.go.jp/jp/consulate/jp_visa.html (日本語)
    http://www.vn.emb-japan.go.jp/vn/consulate/help_visa_12012014.html (ベトナム語)

  • 日本の大学院に留学中の学生です。夫(または妻)と日本で一緒に暮らすことはできますか。

    「留学」の在留資格で在留している者の「扶養を受ける配偶者又は子」であれば、一定の要件のもと、在留資格「家族滞在」で入国・滞在することが可能です。「家族滞在」の在留資格を取得するには、まず、「留学」の在留資格で在留している者の住居地を管轄する地方入国管理局において、在留資格認定証明書の交付申請を行う必要があります。申請に必要な要件及び書類等については、「留学」の在留資格で在留している者の住居地を管轄する地方入国管理局にご相談下さい。なお、「家族滞在」の在留資格で居住する者は、在留する留学生の扶養を受けて滞在すること(就労不可)が前提となります。また、「家族滞在」の在留資格認定証明書は、入国しようとする外国人本人のほか、配偶者や扶養者による申請も認められています。日本に在留中の留学生が、ご家族の在留資格認定証明書の申請を行うことができます。
    ◆【参考:入国管理局】 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html (日本語)
                  http://www.immi-moj.go.jp/english/tetuduki/index.html (英語)

  • 在留資格「家族滞在」で滞在中の妻(又は夫)も日本で勉強したくなりました。妻(又は夫)は日本の学校に入学できますか?

    「家族滞在」の在留資格のままで学校に入学することが可能です。
    ◆【参考:入国管理局】 http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/index.html (日本語)
                   http://www.immi-moj.go.jp/english/tetuduki/index.html (英語)

その他

  • 日本留学試験(EJU) について教えてください。

    日本留学試験(Examination for Japanese University Admission for international students - EJU)とは、日本の大学を受験するためのテストです。日本の大学(学部)を受験する外国人留学生を対象としています。全大学の56%(うち国立大学は96%)が同試験の成績提出を条件にしています。一部の大学院も日本留学試験の成績提出を義務づけています。

     

    受験科目については、志望する学校により受験が必要な科目が異なるため、入学を希望する日本の大学が指定する科目を事前に確認して下さい。

     

    ◆ベトナム語によるEJU概要パンフレット
    http://www.jasso.go.jp/en/eju/about/publication/__icsFiles/afieldfile/2015/11/29/eju_guide2014_vi.pdf
    ※このパンフレットは、渡日前入学許可中心の内容となっていますが、EJUの概要についても紹介しています。

     

    実施時期:年2回(6月・11月)
    受験会場:日本国内16都市、海外17都市 。ベトナムではハノイとホーチミンで実施。

     

    ベトナムの受験機関:
    ベトナムでの実施機関:ベトナムでは、ハノイ貿易大学とホーチミン人文社会科学大学の2大学が実施機関となっています。ベトナムで受験される方は、出願書類をこれらの機関より入試することが出来ます。出願方法の詳細につきましても両大学にお問い合わせください。
    [ハノイ]

    実施機関名
    (担当部署)

    ハノイ貿易大学(日本語学部)

    Foreign Trade University ( Faculty of Japanese )

    住所

    R.301, B Building, No.91 Chua Lang Road, Lang Thuong, Dong Da, Hanoi

    電話

    +84-4-3835-6800 (ext. 565)

    受験料

    130,000ドン

    FAX

    +84-4-3834-3605

    郵送料

    15,000ドン

    Eメール

    tam.kokoro1507@gmail.com

    受験案内

    無料

    ウェブサイト

    http://www.ftu.edu.vn/

    願書受付方法

    窓口、郵送

    [ホーチミン]

    実施機関名
    (担当部署)

    ホーチミン市社会科学人文大学(国際協力部)

    University of Social Sciences & Humanities, Ho Chi Minh City
    (Office of International Cooperation and International Project Development)

    住所

    10-12 Dinh Tien Hoang St., District 1, Ho Chi Minh City

    電話

    +84-8-38-29-3828 (ext. 114)

    受験料

    130,000ドン

    FAX

    +84-8-3822-1903

    郵送料

    15,000ドン

    Eメール

    inter_ussh@hcm.fpt.vn

    受験案内

    無料

    ウェブサイト

    http://www.hcmussh.edu.vn/

    願書受付方法

    窓口、郵送

     

    科目: 日本語、理科(物理・化学・生物/理系)、総合科目(文系)、数学コース1(主に文系)、数学コース2(主に理系)

    科目

    時間

    得点配分

    日本語

    125分

    読解、聞き取り

    0~400点

    記述 0~50点

    理科

     

     

    (生物・化学・物理。うち2科目を
    選択)

    80分

    0~200点

    総合科目

     

     

    数学(文系向けのコース1と、理系向けのコース2から選択)

    80分

    0~200点

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    出題範囲
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/eju/examinee/syllabus/index.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/eju/examinee/syllabus/japan_theworld.html (英語)


    出題言語:日本語または英語(日本語科目の出題言語は日本語のみ)
    出願時期:(6月受験の場合)2~3月 (11月受験の場合)7月
    受験票の発送時期:(6月受験の場合)5月 (11月受験の場合)10月
    成績の通知:(6月受験の場合)7月 (11月受験の場合)12月

     

    ◆日本留学試験(EJU)利用校
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/eju/examinee/prearrival/uni_national.html#no1 (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/eju/examinee/use/index.html (英語)
    ※日本語サイトのみに掲載されている学校リスト上に、各校の受験科目が掲載されています。ただし、変更されることもあるため、受験者の方は、各自、受験前に、志望大学の受験要項を確認してください。

     

    また、一部の大学は、日本留学試験(EJU)を利用し、渡日前入学許可を実施しています。

    ◆日本留学試験(EJU)を利用した渡日前入学許可を実施している学校
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/eju/examinee/prearrival/index.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/eju/examinee/prearrival/index.html (英語)

     

    さらに、日本留学試験(EJU)の成績優秀者に対しては、「文部科学省外国人留学生学習奨励費」の給付予約者として決定する制度を行っています。予約者となった方が奨学金を受給するためには、入学した大学等を通じて所定の手続きを行う必要があります。

     

    ◆日本留学試験(EJU)成績優秀者による「文部科学省外国人留学生学習奨励費」の予約制度
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/scholarships/shoureihi/yoyakuseido/index.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/study_j/scholarships/scholarship/shoureihi/yoyakuseido/index.html (英語)

     

    ◆その他、日本留学EJUに関する情報は、以下のサイトを参照下さい(過去問題のサンプルなども掲載されています)。
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/study_j/eju/index.html (日本語)
    http://www.jasso.go.jp/en/eju/index.html  (英語)

     

  • 日本留学や生活に関するダウンロード・サイト (ベトナム語の資料あり)

    ◆日本留学ガイドブック "Student Guide to Japan" (JASSO)
    http://www.jasso.go.jp/vi/study_j/sgtj.html (ベトナム語)
     ※数に限りがありますが、在ベトナム大使館への個人のご来館者には、冊子をお渡しすることが可能です。

    ◆日本生活ガイド(外務省)
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/pdfs/seikatsu_guide_jpn.pdf (日本語)
    http://www.mofa.go.jp/j_info/visit/visa/pdfs/guide_living_en.pdf  (英語)