干ばつ・塩水遡上被害に対する緊急無償資金協力の実施状況確認について

 12月14日及び15日、永井克郎・在ベトナム日本国大使館経済公使は、国連児童基金(ユニセフ)ベトナム事務所及び農業農村開発省とともにニントゥアン省を往訪し、今般ベトナムで拡大・深刻化した干ばつ・塩水遡上被害に対するわが国の緊急無償資金協力(ユニセフを通じて実施)の実施状況確認を行いました。

 今般の大規模な干ばつ・塩水遡上被害により、飲料水・食料不足による栄養不良状態に陥った子供・女性等が多数発生したため、本緊急無償資金協力では、特に甚大な被害が発生した中部高原地域、中部沿岸地域及びメコンデルタ地域の合計10省において、栄養補助剤や浄水剤の配付等を行っています。

 今回、永井公使は、ニントゥアン省バックアイ郡の健康センター、幼稚園及び被災した一般家庭を訪問し、栄養補助剤及び浄水剤の使用状況やその効果の確認等を行いました。ニントゥアン省では既に省内の9割以上の乳幼児に対して栄養補助剤が配付されており、今回訪問したバックアイ郡では、栄養不良状態にあった31人の乳幼児のうち21人までが改善されており、今後は、引き続き栄養補助剤の配付や指導等が行われることになります。

 また、永井公使は、ヨセフ・アドベル・ジェリル・ユニセフベトナム事務所代表、ホアン・バン・タン農業農村開発副大臣、ルー・スアン・ビン・ニントゥアン省人民委員長とともに、共同議長として防災セミナーを開催しました。セミナーでは、災害発生時に最も脆弱な立場となる子供たちにとり教育が非常に重要である等の議論が行われました。

 我が国としては、ユニセフ及びベトナム政府と協力しつつ今回の支援を着実に実施するとともに、中長期的な対策に係る協力についても、引き続き検討を行っていく考えです。
 
(参考:ユニセフベトナムの公表資料:Facebook)
https://www.facebook.com/unicefvietnam/posts/1064666296975788

 
            
栄養補助剤の配付状況   栄養補助剤の使用方法の指導状況
 
浄水剤を試用する永井公使)   被災世帯への訪問
 
防災セミナーの共同議長   取組状況に係るパネル展の見学
 

本件に関するお問い合わせ先
在ベトナム日本国大使館
担当:下瀬
電話:+84-4-3726-3041
FAX:+84-4-3846-3048