新型コロナウイルスのワクチン接種の前の問診スクリーニングに関するガイドライン
令和3年8月12日
10日、ベトナム保健省は、新型コロナウイルスのワクチン接種の前の問診スクリーニングに関するガイドラインを公表しました。抜粋仮訳は以下のとおりです。
(原文:https://thuvienphapluat.vn/van-ban/the-thao-y-te/quyet-dinh-3802-qd-byt-2021-huong-dan-tam-thoi-kham-sang-loc-truoc-tiem-vac-xin-covid19-484168.aspx?v=d)
(原文:https://thuvienphapluat.vn/van-ban/the-thao-y-te/quyet-dinh-3802-qd-byt-2021-huong-dan-tam-thoi-kham-sang-loc-truoc-tiem-vac-xin-covid19-484168.aspx?v=d)
(抜粋仮訳)
II.対象者の分類1.接種基準を満たす対象者
製造業者の使用説明書で推奨されているワクチン接種年齢の人、またはワクチン組成物中の賦形剤及び活性物質のいずれにも過敏ではない人。
2.ワクチンの接種に当たって注意を要する対象者
次の対象者はスクリーニング問診でよくチェックする必要がある。
-何らかの物質に対して、アレルギーの既往歴がある。
-慢性疾患及び基礎疾患を有する。
-知覚喪失及び行動能力の喪失がある。
-血小板減少及び血液凝固障害の既往歴がある。
-妊娠13週以降
-異常なバイタルサインがある。
体 温:35, 5度以下又は37.5度以上.
脈拍数:60回以下又は100回以上
最低血圧:60 mmHg未満又は90mmHg以上
最高血圧:90mHg以上又は140mmHg以上
又は、治療中の高血圧を有する者にであって、通常の血圧より 30 mmHg高い。
呼吸数: 25回/分
3.ワクチン接種を延期する対象者
-6か月以内に COVID-19 感染の既往歴がある。
-急性疾患を有する
-妊娠13週未満
4.ワクチン接種の禁忌対象者。
-同種類のCovid-19ワクチンに対して、顕著なアナフィラキシーの既往歴がある。
-ワクチン製造業者が発表された禁忌の項目のいずれかがある。
III.ワクチン接種前のスクリーニング問診
1.持病の既往歴の問診
妊婦には、胎児の週数の確認、利益及びリスクを説明する。妊娠13週以上の妊婦に対しては、潜在的な利点が母親と胎児への潜在的なリスクを上回る場合に、COVID-19ワクチン接種を検討する必要がある。
妊婦及び授乳中の産婦に対して、Sputnikワクチンの禁忌とする。
IV.スクリーニング問診後の結論
-ワクチン接種の基準を満たした対象者を直ちに接種させる。
-予防接種の遅延を必要とする少なくとも1つの要因がある場合は予防接種を延期する。
-何らかの物質に対して、グレード3のアナフィラキシーの既往歴がある人には、アナフィラキシーへ対応できる施設に移動して、ワクチン接種を行う。
-妊娠13週以上の女性には、ワクチン接種の利点及び不利点を説明した後、同人が接種同意すれば、産婦人科のある施設で接種するように移動する。