ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ダナン市における厳格な社会隔離:緊急措置の継続及び一部緩和)

2021/9/4
【ポイント】
●3日、ダナン市は、9月5日午前8時から追って通知があるまで、市内でのCOVID-19の流行を防止するための緊急措置を引き続き適用する旨の通達を発出しました。
●同通達では、感染リスクに沿った市内のゾーン分けおよび各ゾーンにおいて許可される活動について規定しておりますが、一部地域においては緊急措置が緩和されております。
●あわせて、企業・工場の従業員・労働者が業務のためにダナン市内を移動する場合には、所定の様式で発行された通行証の提示を求める旨の通達を発出しました。
●邦人の皆様におかれましては、引き続き感染防止対策に努め、ベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。
 
【本文】
1. 9月3日、ダナン市は、通達第2905/QD-UBNDを発出しました。主な内容は以下のとおりです。

(1)9月5日午前8時から追って通知があるまで、7月30日付ダナン市人民委員会通達(No.05/CT-UBND)に基づき、市内でのCOVID-19の流行を防止および制御するための緊急措置を引き続き適用する。
 a)非常にリスクが高い地域(レッドゾーン)(注1)
 b)高リスクの地域(イエローゾーン)
 c)低リスク地域(グリーンゾーン)
(注1)どの地域がどのゾーンになるかは、ダナン市コロナ感染地域マップからご参照ください(https://covidmaps.danang.gov.vn/danang?locale=vn)。
 
(2)レッドゾーンでは、2020年9月16日付保健省決定(3986/QĐ-BYT)(注2)、および2021年8年7日付保健省公電(1168/CĐ-BYT)(注3)に基づきCOVID-19感染予防措置を継続する。
(注2) https://www.vn.emb-japan.go.jp/files/100151322.pdf
(注3) 全ての居住者に対して3-5日ごとに検査を実施することなどを定めるもの。
 
(3)イエローゾーン(各坊コミューンのイエローゾーン住居区域内にあるグリーンゾーン/スポットを含む。)の場合、2021年7月30日付No.05/CT-UBNDに基づいて措置を適用し、家にとどまり、以下の特定の条件および措置を満たしている場合にのみ、外出を許可することとする。 
➀一般的な条件と措置:
 a)身分証明書と通行許可が必要(QRコードが添付されたもの)。
 ((3)➁cおよび(4)bに記載されている活動を除く。)
 b)5K(マスク・消毒・距離(2メートル以上)・密集しない・医療申告)を厳密に遵守し、公共の場所で2人を超えて集まらないこと。
 c)対面でのコミュニケーションを行うときは、フェイスシールドを着用すること。  
 d)「1ルート-2(出発/到着)ポイントおよびその逆ルート」の原則に従って移動すること。
➁以下の活動については、それぞれの条件と措置で活動を行うことが可能。
 a)食料品店、薬局(及びその運営):同じ住区域/住宅グループ内の食料品店、薬局で直接商品を購入することが可能。食料品店、ドラッグストアで商品を購入するために地区/住宅グループを出る必要がある場合、区または坊の人民委員会によって発行された通行許可証を所持している必要がある(各世帯1人が、5日に一度の頻度)。食料品店、薬局は入口/出口を分離するためのロープ、仕切りなどで買い手と売り手の距離をとる必要がある。
 b)主要な商業施設、卸売関係の活動、ショッピングモール、スーパーマーケット、コンビニチェーン(ミニスーパー)、住宅地の販売所、管轄当局によって組織された幾つかの市場の販売所:直接商品を販売しないこと。商品を配達および供給することを許可された組織および個人を通じてのみ商品を販売することが可能。
 c)健康診断と治療、感染症の予防と管理のための医薬品・医療機器・消耗品を供給する店舗や運営企業、健康診断および治療施設、集中医療隔離施設、予防接種会場、検査施設
 d)ガス、電気、水道、ガソリン供給店および運営企業、郵便、電気通信、出版・新聞社、空港、鉄道、道路管理所:最大で従業員の30%を配置。
 e)銀行業務:最大で従業員の40%を配置。
 f)港湾の運営:最大で従業員の50%を配置。「3つの現場(勤務、食事、休息)」の条件が保証されている場合、最大で従業員の70%を配置することが可能。
 g)企業補助サービスを提供する事業所(登録、監査、担保付取引登録、保険、警備):最大で従業員の30%を配置。
 h)司法支援サービス(公証人、弁護士、競売、商事仲裁、法的助言、資産管理等):最大で従業員の30%配置、ただし、5名以下。
 i)工場、企業、生産施設の運営:
  -ハイテクパークおよび工業団地:最大で従業員の50%を配置。「3つの現場」の条件が保証されている場合、最大で70%の従業員を配置可能。
  -ハイテクパークおよび工業団地以外:最大で従業員の30%を配置。「3つの現場」の条件が保証されている場合、最大で50%の従業員を配置可能。
 k)環境衛生活動(都市の樹木管理、メンテナンス・修理(電気、照明、給排水、情報、電気通信、橋・道路)。
 l)建材販売店、技術サービス、電気や生活用水の修理を扱う店舗や企業:最大で従業員の30%を配置。
 m)商品供給の貨物輸送業者および技術提供者(総称:荷送人):医療用保護服、標準医療用マスク、フェイスシールド、手袋を着用し、手指消毒剤を保持することが必要。COVID-19予防ワクチンを少なくとも1回接種していることが必要。
 n)報道関係:ラジオおよびテレビはユニット毎に最大6名。新聞(印刷・電子)はそれぞれ1人。
 o)市政府機関および事務所活動:最大で職員の30%を配置(警察、軍隊、医療など感染予防と管理に直接関与する部門を除く。)。
  -市や地区、区、コミューンの行政センターのワンストップサービス窓口で直接市民を受け入れることを引き続き停止(ただし、市民や企業の業務を確実に処理すること。)。レベル3およびレベル4の公共サービスの申請の処理を迅速に行うこと。
  -緊急でない会議は引き続き停止。会議やイベントを開催する必要がある場合は、管轄当局によって許可された重要な会議やイベントを除き、2メートルの距離を確保し、1つの部屋に20人を超えないようにする必要がある。
  -機関およびユニットの長は、幹部、公務員および職員が情報技術を使用して在宅勤務を行い、地域の流行防止および管理活動に参加するように手配すること。
 p)必需品・生産物・輸出入商品の輸送・配達・受取は、交通運輸局が指導する。
 q)農林水産業活動:協同組合活動、農産物・水産物の収穫、灌漑
 r)建設工事:緊急住宅工事は、特定のケースごとに地区人民委員会の委員長によって検討および決定される。理由がある重要かつ緊急の作業は、特定のケースごとに市人民委員会の委員長または地区人民委員会の委員長によって検討および決定される。
 s)緊急の活動:自然災害の予防と管理、防火、レスキュー
 t)葬儀:葬儀は48時間以上継続しないこと。家族内でのみ式典を開催し、20人以下で、訪問を組織しないこと。葬儀には車のみ使用可能。葬儀の一団が市を離れる場合は、地方自治体(区や坊)の認定を受ける必要がある。
 u)この決定の実施中に活動を停止する機関、ユニットおよび企業は、セキュリティ、安全性、火災および爆発の防止と制御を確保するためにスタッフを配置する必要がある。必要な関連作業を処理するために、週の特定の日に最大3名のユニットを配置することが可能。
 v)その他の重要かつ緊急の活動は、市人民委員会の委員長または地区人民委員会の委員長によって検討および決定されるものとする。
 
(4)グリーンゾーンでは(14日間連続してコミュニティ内にCOVID-19の感染症例がない場合)、上記(3)の規定を適用し、以下の条件と措置において可能な活動について補足する。
 a)市民は市場に5日に1回買い物に行くことが可能。各世帯から1名のみ市場に行くことができ、有効な市場入場用QRコードを所持しなければならない。市場での活動は、購入者と販売者の間に仕切りがあり、2021年7月21日付保健省公電(5858/BYT-MT)(注4)に従って、COVID-19の流行の予防と管理に関するガイダンスに準拠する必要がある。
 (注4) 卸売市場および小売市場におけるエピデミックの予防と管理の安全性を確保するガイドラインを定めるもの。
 b)市民は、午前5時から午後7時まで、グリーンゾーン内の公共の場所で運動、散歩、他の様式の運動を行うことができる。他の人と2m以上の距離を保つ必要がある。
 c)レストラン、商店、飲食店は注文を受け付け、オンラインで商品を販売することが可能である。人の流れを分断するロープや線、買い物客間の距離、顧客への配達が適切に行われているか確認する。顧客は店舗内で飲食をしてはならない。
 
2. 同時に、ダナン市は、社会隔離期間中の外出に関する通行証の発行および携行に関する通達(5689/UBND-KGVX)を発出しました。主な内容は以下のとおりです。
(1) QRコード付きの通行許可証はオンラインで申請を行う(https://giaydiduong.danang.gov.vn)。
(2)通行許可の使用期間は、9月5日午前8時から追って通知があるまで。発行された各QRコードは7日間有効。
(3) ダナン市通達第2905/QD-UBNDの規定で許可されている活動を行う各機関、組織および個人が対象になり、QRコード通行許可証を発行する必要がある。
(4)以下の場合、通行証は不要;
 グリーンゾーンの中で市場に行く者(市場入場用QRコードを持参する)、医療機関やクリニックにおける定期的な検診および治療、ワクチン接種のための受診表・メッセージ、関係当局からの招集状を持つ、外国への飛行機に搭乗するために国際空港へ移動、救急外来受診、葬儀のための移動などの目的がある場合。自然災害の予防と管理、消防、救助、などの救急活動に参加する場合。
(5)このQRコード通行許可証は自家用車を所有している個人にも適用されるが、グリーンとイエローゾーンのみ使用でき、レッドゾーンへの立ち入りは禁止されている。
(6)所轄局によって承認、発行された後、上記(3)に規定された機関、組織、ユニット個人はQRコード通行許可証を自身で印刷し、必要なユーザーに送付する。
(7) QRコード通行許可証に関する問い合わせは、ホットライン(0236 1022, 0236 383 1022)または情報通信局(0236 3840 125)に確認する。