ビントゥアンドラゴンフルーツが日本の地理的表示(GI)に登録

令和3年10月8日
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 日本の農林水産省は、10月7日、ビントゥアン省で栽培されたドラゴンフルーツを「ビントゥアンドラゴンフルーツ」の名称にて地理的表示(GI)に登録しました。
 地理的表示(GI)制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を、品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護するものです。
 ベトナムでは、バクザン省の「ルックガンライチ」に続く2番目の登録となります。ビントゥアン省は、降水量が少なくまた、水の排出が速い砂地土壌という、ドラゴンフルーツの原産地である南米と類似した特徴を生かしています。それとともに、ビントゥアンドラゴンフルーツの生産地域では、夜間の電照栽培による開花刺激技術を、ベトナムで最初に導入することにより、一年を通した栽培を可能としています。これらのことなどが評価され、今回、GIとして登録されました。
 今回の登録を契機とした日本への輸出の増加が期待されます。