山田大使のバクニン省訪問

令和3年12月17日
 12月16日、山田大使はバクニン省を訪問し、T&Jグリーンエナジー社廃棄物発電施設プロジェクト発足・融資契約調印式典に出席するとともに、バクニン省ダオ・ホン・ラン党委書記と会談しました。

T&Jグリーンエナジー社廃棄物発電施設プロジェクト発足・融資契約調印式典

挨拶の様子
記念撮影
 T&Jグリーンエナジー社廃棄物発電施設プロジェクト発足・融資契約調印式典は、日本国環境省とベトナム天然資源・環境省により実施されている第2回日越環境ウィークの一環として、大岡敏孝環境副大臣とヴ・トゥアン・ニャン(Vo Tuan Nhan)天然資源環境副大臣のオンラインによる立ち会いのもと実施されました。
 式典において山田大使は、本廃棄物発電事業は、2019年の第1回日越環境ウィークをきっかけに案件化され、二国間クレジット制度(JCM)を活用した、日越の協力関係の深化の象徴と考えていると述べました。また、先月のチン首相訪日における環境分野での協力強化にも触れ、日本政府は、JCMを活用し、ベトナムにおける脱炭素に資する事業を引き続き、力強くサポートしていきたいと述べました。
 なおT&Jグリーンエナジー社は、ベトナムの廃棄物処理大手トゥアンタイン社と日本のJFEエンジニアリング株式会社との合弁会社です。

バクニン省ダオ・ホン・ラン党委書記との会談

会談の様子
ダオ・ホン・ラン党委書記
 式典後、山田大使はバクニン省党委員会を訪問し、ダオ・ホン・ラン党委書記と会談しました。ラン党委書記との会談には、山田大使のほか、同省へ進出している日本企業の代表者等も同席しました。
 会談において、山田大使は、新型コロナウイルスワクチン接種をはじめとした同省の日本企業に対する支援に感謝の意を示し、交通インフラの整備等、引き続きの支援を依頼しました。ラン党委書記からは、同省の社会経済状況や新型コロナウイルス対策等について紹介があるとともに、日本との交流、協力促進に期待が寄せられました。