新作オペラ「アニオー姫」プロジェクト主要キャスト記者発表会

令和4年6月10日
集合記念写真
山田大使による挨拶
  6月3日、新作オペラ「アニオー姫」プロジェクト主要キャスト記者発表会が「アニオー姫」実行委員会の主催により開催され、山田大使が出席しました。
 本記者発表会には、タ・クアン・ドン文化スポーツ観光副大臣、本名徹次ベトナム国立交響楽団音楽監督兼首席指揮者、チン・トゥン・リンベトナム国立交響楽団代表、作曲家のチャン・マイン・フン氏、本オペラの演出・戯曲・日本語作詞に携わる大山大輔氏、制作アドバイザーのチャン・リ・リー文化スポーツ観光省演奏芸術局長などが出席しました。
 オペラ「アニオー姫」は、約400年前の朱印船貿易の時代に活躍した長崎の商人、荒木宗太郎と、グエン朝の王女ゴック・ホア姫の物語を元にしたオリジナル作品で、日越外交関係樹立50周年となる2023年9月のハノイ初演に向けて、準備が進められています。
 記者発表会において、山田大使は、本オペラを通じて、日越両国の間にいにしえより共感・共鳴があったこと、日越関係が特別であることを再発見できるような、50周年に相応しい作品となることを期待する旨述べました。
 当日は、アニオー姫役をダオ・トー・ロアンさんとブイ・ティ・チャンさん、荒木宗太郎役を小堀勇介さんと山本耕平さんが演じることが発表されました(ダブルキャスト)。また、アニオー姫役を演じる2人より、オペラ「アニオー姫」第3幕の「一弦琴のアリア」が披露されました。

(参考)新作オペラ「アニオー姫」プロジェクト公式サイト:https://anio-opera.jp/
 
アニオー姫役を演じるダオ・トー・ロアンさんとブイ・ティ・チャンさんによるオペラ「アニオー姫」の「一弦琴のアリア」の披露