新作オペラ「アニオー姫」プロジェクト記者発表
令和5年5月23日


5月18日、新作オペラ「アニオー姫」プロジェクトの記者発表がハノイで開催されました。オペラ「アニオー姫」は、約400年前の長崎の商人・荒木宗太郎とグエン朝の王女ゴック・ホア姫の物語を元にしたオリジナル作品で、本年9月にハノイで世界初演を迎えます。
このたび、荒木宗太郎役の小堀勇介氏、山本耕平氏が日本から訪越し、アニオー姫役のダオ・トー・ロアン氏、ブイ・ティ・チャン氏とデュエット曲「星影の舟」を記者発表の場で初めて披露しました。「星影の舟」は、荒木宗太郎とアニオー姫が人生をともに歩むことを決意する曲です。
記者発表において、山田大使は、長崎には今でも荒木宗太郎とアニオー姫が同じお墓に並んで祀られていることを紹介しつつ、オペラ「アニオー姫」が、日越両国の間にいにしえより共感・共鳴があったこと、日越関係が特別のパートナーシップであることを再発見できるような作品となり、50周年を飾る一大記念行事となることを確信する旨述べました。
当日は、グエン・テー・フン・ホイアン市人民委員会筆頭副人民委員長、グエン・フー・ビン越日友好協会副会長(元駐日ベトナム大使)、グエン・フオン・ホア文化スポーツ観光省国際協力局長、チャン・リ・リー文化スポーツ観光省パフォーミングアーツ局長など、日越関係に関わる多くの人が出席しました。
新作オペラ「アニオー姫」プロジェクト公式サイト https://anio-opera.jp/


写真提供:「アニオー姫」実行委員会