伊藤大使着任のご挨拶
令和6年5月17日
ベトナムの皆さま、ベトナム在住の邦人の皆さま
ベトナム大使として着任した伊藤直樹です。
本日、ヴォー・ティ・アイン・スアン国家主席代行に対して信任状を奉呈し、当地で日本大使としての活動をスタートさせました。
3月末に駐ベトナム大使の任命を受けてから、この日を待ち望んでおりました。2023年の日越外交関係樹立50周年を経て、日越関係が最良の状態にある中、ベトナム大使として両国関係の一層の発展のために勤務できますことに大きな喜びを感じるとともに、大変身の引き締まる思いです。
昨年11月、日本とベトナムの関係は、「アジアと世界の平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に格上げされました。日本とベトナムとの関係が格上げされたパートナーシップの名に相応しいものとなるよう、皆様のお力添えを得ながら、経済、安全保障、文化・人的交流といった幅広い分野での友好協力関係の一層の強化にしっかりと取り組んでいく所存です。
経済分野においては、日本企業がベトナムへの高い投資意欲を有していると承知しています。経済面での協力強化は、日越関係を深化させる上で最も重要な原動力です。ベトナムに進出されている日本企業の皆さまの声をお伺いしながら、ビジネス環境の更なる改善に微力を尽くしてまいります。また、グローバルな規模でイノベーションが急速に進展する中で、DXやGXといった新たな分野において、皆さまと共に日越協力を更に発展させていきたいと考えています。
2023年度は日本からベトナムへのODA供与額が、2017年以来初めて1000億円を超えました。日越両首脳間の合意を踏まえて、ODAを再活性化させ、ベトナムの更なる経済発展につながるような質の高いインフラ開発プロジェクトを着実に進めていきたいと思っています。
昨年の日越外交関係樹立50周年においては、日越双方で500を超える記念事業が行われ、様々な分野やレベルで新しい交流が生まれています。このモメンタムを活かし、文化、スポーツ、観光等を通じた人的交流を更に進めていきたいと考えております。
また、現在、ベトナムには2万人近い在留邦人の皆さまが暮らしておられます。皆さまが、引き続き安全で安心して生活できるよう努めてまいります。
私自身の活動を含め、日本大使館の活動が皆さまにとってより身近なものとなるよう、大使館のホームページやフェイスブックを通じて積極的に情報発信を行っていきたいと思っています。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
ベトナム大使として着任した伊藤直樹です。
本日、ヴォー・ティ・アイン・スアン国家主席代行に対して信任状を奉呈し、当地で日本大使としての活動をスタートさせました。
3月末に駐ベトナム大使の任命を受けてから、この日を待ち望んでおりました。2023年の日越外交関係樹立50周年を経て、日越関係が最良の状態にある中、ベトナム大使として両国関係の一層の発展のために勤務できますことに大きな喜びを感じるとともに、大変身の引き締まる思いです。
昨年11月、日本とベトナムの関係は、「アジアと世界の平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に格上げされました。日本とベトナムとの関係が格上げされたパートナーシップの名に相応しいものとなるよう、皆様のお力添えを得ながら、経済、安全保障、文化・人的交流といった幅広い分野での友好協力関係の一層の強化にしっかりと取り組んでいく所存です。
経済分野においては、日本企業がベトナムへの高い投資意欲を有していると承知しています。経済面での協力強化は、日越関係を深化させる上で最も重要な原動力です。ベトナムに進出されている日本企業の皆さまの声をお伺いしながら、ビジネス環境の更なる改善に微力を尽くしてまいります。また、グローバルな規模でイノベーションが急速に進展する中で、DXやGXといった新たな分野において、皆さまと共に日越協力を更に発展させていきたいと考えています。
2023年度は日本からベトナムへのODA供与額が、2017年以来初めて1000億円を超えました。日越両首脳間の合意を踏まえて、ODAを再活性化させ、ベトナムの更なる経済発展につながるような質の高いインフラ開発プロジェクトを着実に進めていきたいと思っています。
昨年の日越外交関係樹立50周年においては、日越双方で500を超える記念事業が行われ、様々な分野やレベルで新しい交流が生まれています。このモメンタムを活かし、文化、スポーツ、観光等を通じた人的交流を更に進めていきたいと考えております。
また、現在、ベトナムには2万人近い在留邦人の皆さまが暮らしておられます。皆さまが、引き続き安全で安心して生活できるよう努めてまいります。
私自身の活動を含め、日本大使館の活動が皆さまにとってより身近なものとなるよう、大使館のホームページやフェイスブックを通じて積極的に情報発信を行っていきたいと思っています。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。