第12陣EPA看護師・介護福祉士候補者、訪日前日本語研修を修了

令和6年12月16日
日本で働くことの抱負を語った第12陣代表者(Phạm Thùy Linhさん)(閉講式)
日本国大使館・越政府関係者・候補者みんなでの集合写真(閉講式)
現在、日・ベトナム経済連携協定(EPA)に基づき、日越両政府の協力のもと、日本の看護師・介護福祉士の国家資格の取得を目指して日本で働くベトナム人の看護師・介護福祉士候補者が毎年訪日しています(第1陣(2014年)から第11陣(2024年)までに合計1,944人が訪日)。
 
12月13日、第12陣EPA候補者77名の訪日前日本語研修閉講式が行われました。第12陣候補者は、本年1月から、日本語と日本の介護・看護の学習を開始し、このたび、無事にすべての研修課程を修了しました。
 
閉講式で候補者代表の言葉を述べたファム・トゥイ・リンさんは、「研修で多くのことを学んだが、これがゴールではない。日本に行って、国家資格に合格し、看護・介護のプロフェッショナルとしてしっかり働きたい。日本で良いベトナム人のイメージを広げたい。」と決意を語りました。
 
12月3日から4日には、閉講式に先立ち、日本の病院・介護施設(24機関)が参加する現地説明会が開催され、第12陣EPA候補者は、日本の病院等が話す仕事内容や各施設の特徴、日本での生活の様子などの説明を熱心に聞いていました。
 
今後、第12陣EPA候補者は、日本の病院・介護施設とのマッチングなどを経て、来年5月末頃に日本へ出発する予定です。
 
日本国大使館は、第12陣EPA候補者の皆さんが訪日前日本語研修を無事に修了されたことを心からお祝いします。
厳しい研修を乗り切った皆さんなら、日本で看護・介護のプロフェッショナルとして必ず活躍できるはずです。これからも、日本国大使館は皆さんを応援しています。
母校(ハノイ医療短大)の関係者との研修修了を祝う第12陣候補者(閉講式)
日本の病院・介護施設からの説明を受ける第12陣候補者(合同説明会)
駅伝大会に参加した第12陣EPA候補者とEPA関係者(フンイエン省エコパーク)
(参考1)第12陣Facebook
  https://www.facebook.com/people/EPA-kh%C3%B3a-11-Vi%E1%BB%87t-Nam-Nh%E1%BA%ADt-B%E1%BA%A3n/100093350300741/
 
(参考2)EPAに基づく看護師・介護福祉士候補者の受入れプログラム
  https://youtu.be/ENSHq0TkYVI