ホーチミンメトロ1号線が開業しました

12月22日、ついにホーチミンメトロ1号線が開業しました。

ホーチミンメトロ1号線は、全長約20kmのベトナム初の地下鉄であり、ベンタイン駅とスオイティエン駅を結びます。日本からのベトナムに対するODAプロジェクトで最大のものであり、まさに日本とベトナム間の友好と協力の象徴です。このプロジェクトに従事した、MAUR、日本企業に敬意を表します。

この鉄道はホーチミン市民の通勤、通学の足となり、従来のバイクを中心とする交通手段からの転換が起こります。これにより、ホーチミン市内の交通渋滞や大気汚染の改善に貢献することが期待されます。

開業式典には、伊藤直樹大使も出席し、電車にも初めて乗車し、その乗り心地の良さに感心するとともに、ホーチミン市民の生活が大きく変わることを確信しました。

ホーチミンメトロ1号線がホーチミン市及びベトナムの皆様に愛されるものとなり、これを契機として、交通インフラ分野を含む日越協力が更に深化することを切に願っています。