国家住民データベースセンターへの資機材供与(ODA)に向けた交換文書への署名を記念するセレモニーの開催

令和6年12月26日
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12月18日、日本からベトナム政府に対するIT関連機材の無償供与(ODA)について交換文書への署名(11月15日実施)が行われたことを記念し、ベトナム公安省においてセレモニーが開催されました。

本件資機材供与により、ベトナム公安省が管理する国家住民データベースセンターのIT環境が強化され、将来的に人民IDカードを通じて各種行政データベースにアクセスできるようになるなど、行政手続の効率化や行政サービスの質及び利便性の向上がもたらされます。今後、ベトナム政府はもとより、ベトナム国民の一人一人にとって大きなプラスの影響・効果を与えることが期待されます。

セレモニーにおいて、伊藤直樹大使(伊藤 直樹)からは、ベトナムにおけるDXの推進は最重要課題の一つであり、その支援を行うことに大きな意義があるとした上で、今後、本件を含む日越の協力が一つずつ具体化していくとともに、データの越境移転の規制が適切に講じられていくことなどを通じて、両国の関係がより一層強固なものへと発展していくことへの期待が述べられました。

また、ベトナム公安省のグエン・ヴァン・ロン公安副大臣からは、日本からの支援に対する深い感謝と、本プロジェクトの成功が日越関係の更なる強化に寄与することへの期待が述べられました。

本件支援の詳細については、以下のサイトを御参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press7_000283.html
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