第71回自衛隊記念日レセプション

令和7年6月19日
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 6月19日、在ベトナム日本国大使館はハノイ市内(メリアホテル)において、自衛隊創設71周年を記念するレセプションを開催し、ベトナム人民軍副参謀総長ファン・チョン・ソン中将を主賓に迎え、ベトナム国防省・人民軍関係者、その他ベトナム政府関係者、在ハノイ外交団・武官団、在留邦人関係者等200名近くの方々に御参加をいただきました。
 伊藤直樹大使は、次のとおり、挨拶しました。

 「両国は、デジタルトランスフォーメーション、グリーントランスフォーメーション、科学技術、イノベーションなどの新たな協力分野を構築しており、特に半導体分野での人材育成に重点を置いています。
 国際情勢がますます不安定で複雑化している中で、防衛分野における日越協力の枠組みも拡大しており、防衛協力は地域の平和と安定に貢献し、両国関係を新たな高みに押し上げる柱の一つとなっています。
 「包括的戦略的パートナーシップ」の精神の下で、防衛協力が更に発展し、日越関係が引き続き強化され、地域と世界の平和と繁栄に寄与していくことを期待し、今後の日越関係及び日越防衛協力が益々発展することを祈念します。」
 これに対し、ベトナム国防省及び人民軍総参謀部を代表して、ソン副総参謀長は、次のとおり、挨拶されました。
 「1973年9月に外交関係が樹立されてから50年以上が経過し、日越の友好協力関係がこれまでで最も良好な発展段階にあります。
 創設からの71年間、日本国自衛隊は様々な面で発展を遂げ、間断なく強化されてきました。自衛隊は与えられた任務を果たし、平和な環境の維持と日本の繁栄・発展に貢献してきた。また、自衛隊は国際協力も積極的に進め、ベトナムとの実質的で効果的な多くの協力活動を行っています。
 「誠実・友情・信頼」という精神と双方のニーズ・能力を基に、両国の友好協力、特に防衛分野の協力が今後更に新たな高みに発展し、両国と地域の平和・安定・繁栄に寄与していくと確信しています。」
 
 会場には、防衛関連企業11社がブースを出展し、防衛に関する装備・技術などを紹介していいただきました。
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