平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ベトナム8省における中古消防車整備計画」引渡式

1.1月29日(火)、麻妻信一駐ベトナム日本国臨時代理大使は、ハノイ市において開催された、平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ベトナム8省における中古消防車整備計画」の引渡式に出席しました。
 
2.本事業は、公益財団法人日本消防協会が提供した中古消防車10台の日本からベトナムまでの海上輸送費及びハンドルの付け替えを含む整備費、日本の専門家による技術指導研修等を支援するものです(供与金額:218,451米ドル)。これらの消防車は、ベトナム公安省消防救難警察局を通じて、保有する消防車の台数が同局の定める台数に達しておらず、保有している消防車も年式が古いものが多い等、効果的な消火活動を行うことが困難な状況にある、バックザン省、ゲアン省、ハティン省、クアンビン省、ティエンザン省、ドンタップ省、ベンチェ省、バックリュウ省の8省に配備されます。
 
3.引渡式において、麻妻臨時代理大使は「技術指導研修を含む今次支援を通じて、火災の際の迅速且つ効果的な消火活動や救助が可能となり、ベトナムにおける火災の脅威が少しでも緩和されることを切に期待しております。」と述べました(挨拶全文)。
 
4.これに対して、ブイ・クアン・ヴィエット公安省消防救難警察局次長からは「ベトナムでは急速な経済成長に伴い、消防ニーズも増大している。多数の火災が発生する中、日本から供与された消防車は非常に重要である。」と述べ、今次支援に対する感謝の意が伝えられました。
 
5.本引渡式は、今月18日から開始した公益財団法人日本消防協会の専門家3名及び東京消防庁の専門家2名による消防車の操作・整備に関する技術指導研修の修了式も兼ねており、古本日本消防協会国際部長から同研修を受講した8省からの計20名の研修生に対して修了証が授与された他、これらの研修生による供与車両を使用した放水等のデモンストレーションが披露されました。
 
挨拶を行う麻妻臨時代理大使
 
供与した消防車と共に記念撮影
 
古本日本消防協会国際部長から技術指導研修修了証を
授与された研修生たち
供与車両を使ったデモンストレーション