ベトナム枯葉剤被害者協会からの感謝状授与

   10日、梅田駐ベトナム日本国大使は、日本政府を代表して、8月10日の「ベトナム枯葉剤被害者の日」を記念し、ベトナム枯葉剤被害者(VAVA)協会が「2018年枯葉剤の痛みを癒すために力を合わせる」というテーマで主催したイベントに出席し、同協会から感謝状を授与されました。なお、同感謝状の授与は、平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ベトナム枯葉剤被害者協会社会保護センター機材整備計画」を始めとする日本政府によるこれまでの枯葉剤被害者支援に対して行われたものです。また、本イベント中、壇上に設けられた大型スクリーンに、上記草の根無償事業を通じて、VAVAがハノイ市バビ郡にて運営する社会保護センターに対して供与された医療機器、ミシン等を枯葉剤被害者が利用している映像が幾度となく流れました。
 
   VAVAによれば、ベトナム戦争中の1961年から1971年にかけて、8千万リットルの有害化学物質が散布され、うち61%が枯葉剤であり、そのダイオキシン含有量は少なくとも366kgにも上ると推定されています。また、枯葉剤を直接浴びたベトナム人は480万人で、枯葉剤に起因する病気に苦しむベトナム人はこれまでに300万人に上るとみられています。枯葉剤の健康被害の影響は、枯葉剤を浴びた世代の孫世代である第3世代のみならず、近年ではひ孫世代の第4世代への影響が確認され始めています。
 
   日本政府は、枯葉剤被害者への支援及び地雷及び不発弾の除去等を通じ、引き続きベトナムにおける戦争被害の克服に関する協力を促進していく考えです。
 
ベトナム枯葉剤被害者協会(VAVA)から感謝状を受領した梅田駐ベトナム日本国大使