日本語学習者が参加する長期訪日派遣3事業(JETプログラム,国費留学生(日本語・日本文化研修留学生)及びアジア高校生架け橋プロジェクト)の壮行会を開催しました

 7月19日,ベトナムの日本語学習者29名(社会人,大学生,高校生)が,日本政府が実施する3つの長期プログラムを通じて,日本に派遣されるに際し,大使公邸にて壮行会を開催しました。
 
 対象者の多くは,ベトナムの日本語教育実施大学及び高校の出身者であり,日頃,日本語教育に尽力いただいている学校現場の先生方,また,大使館及び国際交流基金関係者にとっても大きな成果となりました。
 
 梅田大使は,「現在,約33万人のベトナム人が日本に住んで勉強・仕事に従事しています。今後,更に多くのベトナムの若者が日本に行くことが期待されています。日本の県庁や市役所に派遣されるJETプログラムの3名は,夢を持って訪日する彼らを是非支援してください。また,日本に留学する高校生及び大学生は,日本語能力を更に高めるとともに,是非,将来の「自分の夢」を実現できるよう,充実した日々を過ごされるよう期待します。」と,参加者を激励しました。(※梅田大使挨拶
 
 壮行会では,各プログラム参加者の代表から流ちょうな日本語での決意スピーチが行われるとともに,2017年にJETプログラムで派遣され,現在,新潟県庁で働くブイ・フオン・タオさん(ハノイ貿易大学卒)等の過去の参加者からビデオメッセージ等による経験談が発表されました。
 
 また,参加者の出身校の教員,保護者とともに,ベトナム外務省,教育訓練省,ハノイ市教育訓練局及びベトナム元日本留学生協会等,ベトナムの協力者も多く参加して,3事業の参加者たちの門出を祝いました。

 両国の教育交流を応援するため、参加者たちには,当地進出中の日本企業であるベトナム味の素社からブレンディ(粉末紅茶),社長が日本人であるコカコーラベトナムからコカコーラが寄贈されました。
 
【参考:各プログラムの概要】
 ■JETプログラム(CIR:国際交流員)では,地方公共団体の国際交流担当部局等に配属され,国際交流活動に従事。今年は,島根県浜田市役所,佐賀県庁及び富山県庁に配属。派遣者は,ハノイ貿易大学,ホーチミン市師範大学及び日越大学で日本語を学習した卒業生。
 
 ■国費留学生(日本語・日本文化研修留学生)では,日本語・日本文化に関する分野を専攻する学部学生が対象。日本の大学に1年間留学して教育指導を受ける。ベトナムからの派遣実績(過去3年間)は,2019年10人,18年12人,17年10人。今年は,ハノイ国家大学外国語大学,ハノイ大学,ハロン大学,フエ大学外国語大学,ホーチミン市師範大学の大学生。
 
 ■アジア高校生架け橋プロジェクトは, 5年間で1,000人の日本語を学ぶアジアの高校生に1年間の留学機会を提供。2018年開始。渡日実績は,2019年16人,18年6人。今年は,ハノイ国家大学外国語大学付属専門高校,ハイフォン市チャンフー専門高校,タイグエン省専門高校(※),トゥアティエン・フエ省グエンフエ高校,ダナン市レクイドン専門高校,ホーチミン市レホンフォン専門高校,同市チュンヴオン高校,同市マリキュリー高校,同市チョンヴィンンキー高校(※)の高校生。 ※は日本語教育未実施校。
 

JETプログラム参加者3
 

国費留学生(日研生)参加者5名
 

アジア高校生架け橋プロジェクト参加者11
 

参加者全員による記念写真
 

アジア高校生架け橋プロジェクト参加者
(バンコクでのオリエンテーション1)

アジア高校生架け橋プロジェクト参加者
(バンコクでのオリエンテーション2)