ダラット原子力研究所への伊藤直樹大使の訪問

令和6年12月25日
1 2ヶ月ぶりの再開となるタイン理事長やDNRRの皆さんと
1 60年以上の歴史を持つダラット原子力研究所をバックに
皆さん、ベトナム・ラムドン省にあるダラット原子力研究所をご存知ですか? 1960年代に設置され、現在の研究用原始炉を活用して、様々な原子力研究が行われてきました。設置から60年近くを迎えた同研究所には、ベトナムの英雄であるヴォー・グエン・ザップ将軍やレ・ズアン元党書記長など歴代のベトナムの幹部の方々が訪れており、ベトナムにおける原子力研究への期待の高さを窺い知れます!
この施設に、VINATOMチャン・チー・タイン理事長から招待を受け、在越日本国Naoki Ito初めて、伊藤直樹大使(伊藤 直樹)が12月13日に同地を訪問しました
ダラット原子力研究所は、ベトナム国内唯一の原子力の研究施設として、エネルギーだけではなく、医療や農業といった幅広い分野での研究が行われている同施設は、これまで日本を始めとして様々な国との研究者交流、共同研究を進めてきており、ベトナムと諸外国との原子力協力の象徴でもあります
なお、12月20日には、訪日したグエン・ホン・ジエン商工大臣と武藤経産大臣との間で、共同声明が採択され、原子力も含めたエネルギー等に関する日越協力をさらに進めることなどが確認されています
今回の訪問を通じて、日本大使館は、ダラッド原子力研究所がこれまで歩んできた歴史に思いを馳せるとともに、今後の日越の原子力協力のさらなる深化に向けた取り組みを推進していきます!
1 研究用原子炉の説明を受ける伊藤大使
1 研究用原子炉の監視室の視察
1 研究用原子炉の設備にて
1 ダラット原子力研究所の歴史館にて
1 これまでダラット原子力研究所を訪れた方々のサインブック(伊藤大使も記載されました)
1 サインブックの1枚目はレ・ズアン党書記長
1 ダラッド原子力研究所についての意見交換の様子
1 ジエン商工大臣と武藤経済産業大臣にて原子力協力も含めた共同声明を発出