文化遺産保存・修復への協力

平成29年1月9日

有形・無形文化財の保存

 

     ベトナムにおける有形・無形文化財の保存・修復に対する協力とし て、これまでに、(1)フエ王宮(午門)の修復、(2)ベトナム雅楽保存支援(フエ芸術大学)、(3)ホイアン「日本橋」修復の側面援助、(4) ベトナム民族博物館支援、(5)古文書保存専門家の派遣、(6)ミ ーソン遺跡保存環境整備、(7)タンロン遺跡保存のための機材支援等を実施しました。

 

有形・無形文化財の保存

 

     文化財及び文化遺産の保存活用、文化関係の公演及び展示並び に教育及び研究の振興を目的として、83年度より実施しています。 2006年度までに(1)交響楽団用楽器、(2)日本語LL機材、(3)スポー ツ機材、(4)アニメ制作機材、(5)プラネタリウム機材、(6)伝統音 楽・舞踊保存機材、(7)古文書保存機材等、28件の文化無償協力 (含む、草の根文化無償協力7件)を実施しました。

 

☆ 文化無償資金協力及び草の根文化無償資金協力とは?

 

     ベトナムにおける文化・教育活動の向上に資するプログラムを支援するために「文化無償資金協力」及び「草の根文化無償資金協力」という2つの援助形態があります。「文化無償資金協力」は、毎年春頃、ベトナム政府(外務省)が案件をとりまとめの上、日本政府に提出するものですが、「草の根文化無償資金協力」は日本大使館が独自に実施する小回りのきくものです(ただし、限度額は1千万円まで)。どちらも、支援の対象は、地方公共団体、学術・研究機関、文化・高等教育機関、及び文化・高等教育普及活動を行っている非政府団体等などで、文化活動や高等教育活動に直接的に使用される機材(例:LL機材、楽器、番組ソフト、照明・音響機材、視聴覚機材、遺跡保存関連機材)を供与するものです。詳細は広報文化センターにお問い合わせ下さい。