Block B プロジェクトを実施する三井石油開発株式会社のホーチミン事務所開所式典への伊藤直樹大使の出席

令和6年10月7日
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10月2日、伊藤直樹大使は、Hilton Saigon Hotelで開催されたBlock B プロジェクトを実施する三井石油開発株式会社(略称:MOECO)のホーチミン事務所開所式典に出席しました。
Block B プロジェクトは、日本とベトナムが手を組んで実施する大規模プロジェクトです。ベトナム南西沖ガス田を開発し、パイプラインをCan Tho市に整備されるOMON発電所まで敷設する計画で、2020年代後半からのガス生産開始を目標としています。
MOECO社、ペトロベトナム(PVN)、PVEP、PTTEP、PVGasといった企業が、互いの技術を活かしてガス田開発、パイプライン施設を行い、OMON発電所整備には、JICA(ODA)、丸紅なども参加し、更にJBIC、JOGMECなども協力します。
ガス火力発電は、経済成長、エネルギー安全保障を確保しながら、将来的なzero-emissionを達成するための重要な移行電源の1つです。これを踏まえ、日本は、ベトナムにおけるCN2050の達成に向けて、JETP(#JETP(JETPとは?:https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page1_001450.html))とAZEC(#AZEC(Asia zero-emission共同体とは?:https://www.mofa.go.jp/.../p_pd/ipr/pageit_000001_00123.html)という、相互補完の関係にある2つのエネルギー政策の枠組みをベトナムに提案しています。
日本大使館は、本プロジェクトがベトナムのPDP8の達成と、将来的にベトナム南部における電力の安定供給を確実なものとし、ベトナムの「新しい時代」につながる「日越のエネルギー協力事業の象徴」となることを期待し、今後も日越のエネルギー協力事業の推進に取り組んでいきます!
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