薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官による日越大学での講演
平成29年12月13日
12日午前8時40分から約1時間、訪越中の薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は、日越大学にて「自由で開かれたインド・太平洋戦略」をテーマとする講演を行ったところ、概要以下のとおりです。
薗浦総理補佐官は、世界の成長センターであるアジアと潜在力溢れるアフリカは、世界人口の半数以上を養う世界の活力の中核であり、これら2つの地域を結びつけることで、世界の安定と繁栄のための原動力としたいと述べ、「自由で開かれたインド・太平洋戦略」は、自由で開かれた海洋秩序をすべての国に安定と繁栄をもたらす「国際公共財」とすることを目標としていると説明した上で、同戦略の具体的な柱として、1)航行の自由、法の支配等の考え方を関係国が共有すること、2)港湾・道路・鉄道など「質の高いインフラ」の整備を通じた連結性強化による経済的繁栄の追求、3)海上法執行能力構築などを通じた平和と安定の確保、の3つを挙げました。また、薗浦総理補佐官は、南シナ海の重要な航路に位置し、東西・南部回廊の玄関口であるベトナムは、同戦略を推進する上で、重要な鍵を握っていると強調するとともに、昨日のフック首相への表敬の際に、「自由で開かれたインド太平洋戦略」を日越両国で推進していくことで一致した旨紹介しました。
なお、本講義には、日越大学第二期生ら85名のほか、梅田邦夫駐ベトナム日本国大使も参加しました。同講義に続いて行われた質疑応答では、参加した学生からの質問が相次ぎ、予定時間を超過するほどの熱のこもったものとなりました。
薗浦総理補佐官は、世界の成長センターであるアジアと潜在力溢れるアフリカは、世界人口の半数以上を養う世界の活力の中核であり、これら2つの地域を結びつけることで、世界の安定と繁栄のための原動力としたいと述べ、「自由で開かれたインド・太平洋戦略」は、自由で開かれた海洋秩序をすべての国に安定と繁栄をもたらす「国際公共財」とすることを目標としていると説明した上で、同戦略の具体的な柱として、1)航行の自由、法の支配等の考え方を関係国が共有すること、2)港湾・道路・鉄道など「質の高いインフラ」の整備を通じた連結性強化による経済的繁栄の追求、3)海上法執行能力構築などを通じた平和と安定の確保、の3つを挙げました。また、薗浦総理補佐官は、南シナ海の重要な航路に位置し、東西・南部回廊の玄関口であるベトナムは、同戦略を推進する上で、重要な鍵を握っていると強調するとともに、昨日のフック首相への表敬の際に、「自由で開かれたインド太平洋戦略」を日越両国で推進していくことで一致した旨紹介しました。
なお、本講義には、日越大学第二期生ら85名のほか、梅田邦夫駐ベトナム日本国大使も参加しました。同講義に続いて行われた質疑応答では、参加した学生からの質問が相次ぎ、予定時間を超過するほどの熱のこもったものとなりました。
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講演を行う薗浦総理補佐官 | 講演に熱心に耳を傾ける日越大学の第二期生 |