日本法務省が技能実習生の失踪防止施策を発表

令和元年11月14日
11月12日、日本の法務省が、技能実習生の失踪防止に向け、以下の取組を発表しましたのでお知らせします。
 
1 不適切な監理団体・実習実施者等を制度に関与させないための施策
・失踪者を出した送出機関・監理団体・実習実施者に対し,帰責性等を踏まえて技能実習生の新規受入れを停止
・相手国におけるブローカー対策を促すなど,二国間取決めに基づく対応の強化
 
2 実習中の技能実習生を失踪させないための施策
・失踪技能実習生を雇用した企業名の公表等の検討
・特定技能の調査に併せて,技能実習生からも処遇状況(賃金等支払状況や人権侵害の有無)についてヒアリング
 
3 失踪した技能実習生の不法就労を防止する施策
・失踪をさせた企業から失踪先等に係る情報収集の強化
・在留カード番号等を活用した不法就労等の摘発強化
・失踪技能実習生の在留資格取消しの強化
・失踪技能実習生に係る情報の関係省庁との共有
 
4 その他
・失踪・死亡事案発生時の速やかな実地検査等の実施
・制度の厳格化について入管庁から監理団体に対して直接周知
 
日本の技能実習で困ったことがあったら、まずは相談しましょう。
(技能実習生の母国語相談窓口)
外国人技能実習機構ホームページ
https://www.support.otit.go.jp/soudan/vi/