梅田大使夫妻のビンディン省訪問

令和元年11月29日

 1020日~21日,梅田大使夫妻は,ビンディン省を訪問し,大阪府泉佐野市とビンディン省との間の友好覚書調印式(21日)及び「日本・ビンディン錦鯉センター」開所式(同日)に出席しました。

ビンディン省は,ベトナム南中部に位置し,全長約134kmの海岸線を有する省であり,海産物に恵まれ,国際港湾クイニョン港を擁するベトナムの物流拠点であるほか,風光明媚な海岸線の風景などを活かし,近年ではリゾート開発も盛んです。

 

泉佐野市・ビンディン省友好覚書調印式では,千代松泉佐野市長とズン・ビンディン省人民委員長との間で友好覚書が交わされました。今回の友好関係樹立のために,泉佐野市からは,千代松市長のほか,辻中同市議会議長をはじめとする市訪問団,そして加藤均・日越堺友好協会理事長がビンディン省を訪れました。

今回の覚書調印により,泉佐野市は,ベトナムの地方政府と初めて友好関係を樹立し,ビンディン省も,日本の地方自治体と初めて友好関係を樹立することとなりました。

 梅田大使挨拶(泉佐野市・ビンディン省友好覚書締結式)

 

 「日本・ビンディン錦鯉センター」は,ビンディン省が自前の予算で施設を建設し,日本の小西養鯉場が鯉の飼育指導等を実施しています。同センターは今後,昨年4月に開所したクイニョン大学日本語・日本文化センターなどとともに,ビンディン省における日本文化発信の拠点となることが期待されます。

 梅田大使挨拶(「日本・ビンディン錦鯉センター」開所式)

 

 なお,泉佐野市・ビンディン省の友好関係樹立及び「日本・ビンディン錦鯉センター」開所に際しては,加藤理事長が貢献されてきました。加藤理事長は,上記以外にも,ビンディン省の発展のため,多方面で多大な貢献をされてきました。在ベトナム日本大使館は,泉佐野市・ビンディン省の関係強化を祈念するとともに,これまでの加藤理事長の御尽力に感謝の意を表します。



  
   泉佐野市・ビンディン省の友好覚書調印         泉佐野市一行,ビンディン省一行と大使夫妻

    
      挨拶する梅田大使                  テープカット
(「日本・ビンディン錦鯉センター」開所式)    (「日本・ビンディン錦鯉センター」開所式)

【以下,「日本・ビンディン錦鯉センター」の様子】