日本の雅楽・林邑楽の源流:チャム族の伝統舞踊公演の開催(10月11日(水))(受付終了)

令和5年9月27日
令和5年10月11日(水)夕方、日越外交関係樹立50周年事業として、NPO学び舎つばさ、ハノイ歴史研究会及び在ベトナム日本国大使館の共催による「知ろうベトナム:公開ミニセミナーとファンラン地域チャム族伝統継承楽団による舞踊公演」は、参加希望者が定員である60名に達したため、申し込みを締め切らせていただきます。多数のお申し込み、まことにありがとうございました。 雅楽とチャンパー舞楽の関係:
天平勝宝4年(752年)、奈良東大寺の大仏開眼供養にて導師を務めた菩提僊那(ボーディセーナ)と共に来日した、チャンパー僧仏哲により伝えられたという林邑八楽という8つの楽曲が、雅楽の中にあります。その仏哲が暮らし、修行したチャンパー王国(林邑国)がベトナム中部にかつてありました。現在も世界遺産になっているミーソン遺跡など、チャム族ゆかりの聖地における祭事などで、チャム族の奉納舞楽が演奏されており、林邑八楽にもチャンパー舞楽が影響を与えたと考えられています。大仏開眼供養の法会にて、仏哲が林邑八楽の一つ「迦陵頻」の演奏を指揮したことが、「東大寺要録」などの記録にも残っています。
 
NPO法人学び舎つばさ作成の本事業パンフレット
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