クアンチ省に日本の医療機材が供与されました!

令和6年12月27日
1 クアンチ省総合病院で供与式典が開催されました
2 日本からクアンチ省総合病院に供与された医療機器
12月24日、クアンチ省総合病院で草の根・人間の安全保障無償資金協力による日本の医療機器の供与式典が開催されました。
クアンチ省における5歳未満の子どもの死亡率はベトナム全国平均と比較して非常に高く、同省の子どもへの医療サービス提供、特に出生後の早期診断・早期治療が喫緊の課題となっていました。
このことを受け、在ベトナム日本国大使館は、クアンチ省の医療拠点であるクアンチ省総合病院に対して、日本製の超音波診断装置1台を供与することを決定しました。
供与された機器を使用した病院の医師からは、「この医療機器のおかげで、新生児の先天性心疾患の診断を速やかに実施できるようになり、子どもたちの健康を守ることができるだろう。日本政府・国民からの支援に感謝する。」との声が聞かれました。
在ベトナム日本国大使館は、今回供与した機材が、クアンチ省の医療サービスの提供体制の強化につながり、これから産まれてくる子ども達の健康維持・増進につながることを強く願っています。
日本政府は、ベトナムに対して1992年から草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を行っています。今回のクアンチ省総合病院への日本の医療機器の供与は744件目の協力事業となり、1992年から現在までの草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援総額は累計6600万ドル以上にのぼります。
日本からクアンチ省総合病院に供与された医療機器 3
4 供与された医療機器には日本国旗のステッカーが付いています
5 式典参加者による集合写真
6 当館佐々木祥平書記官による挨拶