「ヤマハ・リコーダー・フェスティバル」の開催について

 5月15日、在ベトナム日本国大使館は、ヤマハ株式会社とYamaha Music Vietnam Co. Ltd.(以下、ヤマハ)との間で共催し、ハノイ市内11小中学校の生徒約200名が参加する「ヤマハ・リコーダー・フェスティバル」を開催しました。

 ベトナム国立音楽アカデミーで行われたフェスティバルの冒頭では、共催者挨拶として梅田大使から、日越関係が最良の状況にある中、ベトナムとの教育分野の協力を深めることは重要であり、「リコーダー」はその一環であって、ベトナムの子どもたちがリコーダーを楽しみながら、新しい時代に必要な豊かな人間性や協調性を育んでいってほしいと述べました。

 また、トゥアン・ベトナム教育科学院(VNIES)音楽教育室長から多くのベトナムの子どもたちがリコーダー授業を受けられるようヤマハと協力していくことが述べられました。ほかにも、教育訓練省(MOET)のトゥ初等教育局次長及びホアン中等教育局次長をはじめ、今回のイベントの開催を支えた教育関係者が出席しました。

 今回のイベントは、ヤマハがベトナムで進められている「リコーダークラブ活動」の成果発表の場として開催されたものです。生徒たちからは、ベトナムの教育関係者や保護者などの聴衆に向けてベトナムの曲とともに「翼をください」などの日本の曲のリコーダー演奏や歌も披露されました。聴衆からは盛んに拍手が送られていました。

 昨年から、日本政府は、日本の教育機関及び事業者等とともに「日本型教育の海外展開事業」(EDU-Portニッポン)を開始しています。諸外国のニーズに沿った形で、日本型の教育コンテンツを活用した貢献策を行うものです。ヤマハの取組は「EDU-Port」公認プロジェクト『ベトナム・初等中等音楽教科への器楽教育導入・定着化施策』として行われているもので、今後、ベトナムの2018年の学習指導要領改訂に合わせて、リコーダー授業がベトナムにおいて普及することが期待されています。
 
                 

冒頭挨拶する梅田大使

(左から)松浦ヤマハベトナム社長,梅田大使,
トゥアンVNIES音楽教育室長,MOETトゥ初等教育局次長,
ホアン中等教育局次長
 
                 


小中学生によるリコーダー演奏