2020年東京パラリンピックに関する協力合意(国分寺市・ベトナムスポーツ総局)

令和元年10月11日
 10月7日,ホストタウン国分寺市は,越文化スポーツ観光省スポーツ総局との間で,2020年東京パラリンピックに出場するパラ水泳選手団の事前合宿受入れに向けた覚書の調印式を行いました。日本国大使館から麻妻次席公使が出席しました。
 
 国分寺市は,東京都の真ん中に位置し,新宿駅から西へ電車で約30分の緑豊かな街で,人口は約12万5千人です。ベトナム人は約100人住んでいます。

 同市に本社を置く補聴器の日本最大メーカーリオン株式会社は,バクマイ病院やフエ中央病院等へ聴覚機器を提供し,聴覚検査センターの開所,医師・看護師の人材育成等に尽力いただいています。

 調印式当日は,井澤邦夫国分寺市長と,ヴオン・ビック・タン・スポーツ総局長との間で,覚書を調印し,国分寺市が,2020年東京パラリンピックに出場するベトナム・パラ水泳選手団の直前合宿を受入れること,また,パラ水泳選手団は,国分寺市滞在中に国分寺市民との交流プログラムに参加すること等が合意されました。

 井澤国分寺市長は,選手たちがパラリンピックで最高のパーフォーマンスを発揮できるように,市を挙げて応援しますと述べました。また,麻妻次席公使は,障害を持つ方々に長年寄り添ってきた国分寺市等と一体となって,日本国大使館は,ベトナム・パラ選手団の活躍を応援していきますと述べました。

 調印式では,ベトナムを対象としたホストタウン国分寺市のステッカーデザイン選定会も行われました。タン総局長が選んだステッカーが,今後,国分寺市の各所に貼られる予定です。

 また,翌日の10月8日,梅田大使は井澤国分寺市長一行の来訪を受け,スポーツ協力,自治体交流,青少年交流等について,意見交換を行いました。

 今後,国分寺市とベトナムの良好な関係がますます強化されていくことを期待します。

 ※ホストタウンとは,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前合宿を受け入れる都市です。

 
国分寺市・ベトナムスポーツ総局 調印式(10月7日)
 

梅田大使と国分寺市一行(108日)