ベトナム経済研究所例会における梅田大使の講演

 外務本省での大使会議出席のため、用務帰国をしていた梅田大使は、2月4日、ベトナム経済研究所の例会において「ベトナム最新事情と日越関係」と題し、講演を行いました。
 
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 同講演会に関する時事速報の報道は以下のとおりです(2019年2月11日付け「時事速報ベトナム」13頁より)。
 「悪徳あっせん業者対策を強化=ベトナム人留学・実習生問題-梅田大使
 梅田邦夫駐越大使は4日、東京都内で開かれたベトナム経済研究所の例会で講演し、日本と戦略的利益を共有するベトナムは安全保障面で極めて重要な友好国だと強調した。留学生や技能実習生の失踪などが増えている問題では、悪徳あっせん業者対策などを強化すると述べた。
 梅田大使は「TPP11(米国を除く11カ国による環太平洋連携協定)や中国が実効支配を強める南シナ海問題などで、日越は戦略的利益を共有している。中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)を分断しようとしているが、ベトナムの中国に対する警戒感は強く、姿勢がぶれない」と評価した。
 大使はまた、ベトナム人留学生と技能実習生が急増し、過去5年間で不法滞在・失踪者が7倍に増え、刑法犯検挙数がワースト1位になったと指摘。大使館としてビザ発給に当たって留学生の日本語能力をチェックしたり、悪徳あっせん業者を公表したりして、ビザ申請を受け付けないなどの措置を紹介した。
 米朝・米中首脳会談の開催地がダナンで調整されていることについては、「北朝鮮を呼ぶにはすごくお金がかかる。それでも自国開催を呼び掛けているということは、世界における自国のビジビリティー(可視性)を高めることが、自国の安全を高めることになるという戦略だ」と分析した。」